千鳥ヶ淵の香港総領事の前、北京人も香港人も互いに「テメぇ~このヤロー」「お前こそ、クソバカヤローだ」って日本語で罵り合っていたって。なんか、笑える。・・・明日は「名古屋で皆神塾」です!!

ちょっと力を抜いて。
香港のデモ事案は、日本でも、中国人にとって一大事。統治の「枠」に関わるからです。
結果として、香港人のデモに対し、大陸出身の北京寄り中国人が乱入し、掲題のような状況に。

1989年天安門事件「6・4」の時には、学生の先頭に立った英雄がいましたね。すぐに香港経由で、欧米に亡命しましたが。このとき、北京大学の隊列の中にいたのが今の李克強首相。引き時を知っていたようです。この事件の中国の民主化運動の裏には、アメリカCIA工作員がいました。鮑タン。

今回の香港事案、本質は、マネー流出事案とその管理厳格化が発端です。
北京語と広東語では、それぞれどんなに罵声をあげあっても、相手に通じないし、響かない。
それで日本での罵声は相手にも通じる日本語になってしまって、まるで「ビートたけしみたいだ」と。
でも、香港側にデモ活動家のプロや助っ人の格闘家がどんどん入っているし、深圳側では、武装警察がデモ鎮圧訓練をデモンストレーション。

大陸の若者は、香港、中国、東南アジアもみんな、ウルトラマンや、セーラームーン、ナルト、ドラゴンボール、ワンピースなどが大好き。和食も忍者も大人気。スノーモンキーもだ。

しかも、今、大陸には、お姉さんのいるカラオケ飲み屋も無くなった。

スケベオヤジたちの暗黙の合言葉は、「遊びたければ、日本に行け」。
その妻たちは「綺麗になりたければ日本に行け。エステに美白に、アンチエイジング」。

島国ニッポンで、日本のテレビだけぼけーと見てると、簡単に「お上」の情報操作の中で埋没する。なぜなら、NHKも民放もそこに出演しコメントするのは、財界と自民党と官僚司法の利権タッグから成るマネーで、十分に飼いならされた電波芸者ばかりだから。

日本語言論に囚われないで、素のままで、今と、これからの地球と人類を考える。これは、天下を考えること。
で、またまた『項羽と劉邦(原題『楚漢』)』DVD(全80巻)を取り出して見てしまった。ダメなんだよね、感動して泣けちゃって、夫々の登場人物の「運命の重さ」が、こっちの心にものしかかってきて。
特にこの物語自体が、今の日本の統治体と「天皇」の興りに、通じているのを知っているからなおさらです。
 感動する場面では、その内容を司馬遷「史記」の現代中国語版とも照合したりします。これが書いてあるんだよね。ファクトに基づくリアリティーなんだよね。特に「仮」の字の使い方。韓信の斉王になる場面で、この「仮」が使われている。この意味、分る人はいるかな? 魏志倭人伝を読むときに重要なんだけど。

明日のことを先回りして言うと、
5年前の2014年9月に日本の御岳山が噴火した時、中国の習近平がイングランド銀行にいて、バッキンガム宮殿に宿泊した。このとき、初めて、中国人民元の手形を英国が引き受け、それが元で、中国がSDRを持つようになった。それからが「一帯一路」の始まり。そこまでやり遂げたのが、周小川人民銀行の総裁。それまでに私有財産権も認められ、土地の使用権を担保にどんどん信用創造もできる体制になっていた。だから、共産主義なんてない。権力市場経済だった。

今の米ドルが、なんで、まだ世界の基軸通貨たりうるか、といったら、各国通貨の交換(為替)で、「SWIFT」機能の主役通貨であるから。これを外す日が来るのか、どうか?

で、今、世銀など国際機関とともに世界各国も、MMTと、ブロックチェーンと、電子マネーの実用性など真剣に検討中。でもグローバリストたちが稼いだウルトラマネーは無視できないし、抹消なんかとてもできない。悪魔変態は処分するとしてもそれ以外とは上手に妥協し、巨額マネーをうまく使わせるしかない。こうした中、今の「日本」(政府、経済体、列島民)は、どんな役割をしているのか?特に首都圏の地価と、TOKYO2020は、どんな関係なの?

今、深圳には、人口は1500万人。香港の2倍以上。
私は8月9日には、中国(吉林省)と北朝鮮とロシアの国境の地区、防川に行ってきた。
もちろん、国境の川、豆満江で船下りをしたし、北朝鮮側にのんびり歩く兵士も見た。
なんか、「その日」を待っている感じがしました。

<お知らせ>
明日、9月1日は、「名古屋」で『皆神塾』開催です!!
講演会の内容(概略)、レジメなどについては決まり次第改めてご案内させて頂きますが、以下、「開催要領」をご案内させていただきます。
名古屋では、久しぶりの開催です。ぜひ、ご来場ください。

<開催要領>:    

開催日:9月1日(日): <名古屋で開催>  
場所: 「東別院会館」  名古屋市中区橘2丁目8−55  TEL:090-5804-5078 (室伏)
時間: 14時~17時  (終了後、同じ会場で懇親会開催予定。詳細は下記参照。)
(注)「開場:受付開始」は13時30分です。
地図→ 190901_地図_東別院会館
最寄り駅:  「金山駅」→地下鉄名城線「東別院駅」下車 4番出口
「名古屋駅」→地下鉄東山線「栄駅」→地下鉄名城線「東別院駅」下車4番出口
※地下鉄名城線「東別院駅」4番出口より、西に徒歩約5分

参加費: 3500円

(注1)瓊音倶楽部会員の方は2500円となります。
(注2)会場のお席の関係から、参加ご希望の方は出来るだけ事前に次の連絡先までご連絡ください。
なお、講演会終了後の「懇親会」は、場所をかえることなく、講演会と同じ会場で、開催させていただきます。「仕出し弁当」をご用意させていただく関係で、「事前予約制」となります。事前のご連絡をお願いいたします。
懇親会の会費は、「仕出し弁当」付きで「3000円」となります。参加を希望される方は、講演会への参加と一緒にお申し込みください。
次のリンクから、「申込用紙をプリントして、FAXでお申し込みいただいても結構です。
→ 190901_皆神塾・名古屋_参加申込書_FAX用紙

その他何かご不明なことなどございましたら、ご遠慮なく上記の室伏(携帯:090-5804-5078)あるいは株式会社K2O(TEL:03-35489-1025 FAXは03-3548-1026)までご連絡ください。
よろしくお願いいたします。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。