令和元年8月。ヒロシマの日に中朝国境の白頭山に向かいます。アクエリアス時代、人類滅亡、文明破局、金融破綻の危機、国家・民族の対立などどうなっていくのか?

こんにちは。もう8月ですね。
1)今月は6日から10日まで、白頭山と豆満江に行きます。ベースとなるのは、吉林省の延吉です。
最大の目標は、白頭山に登ることです。今回は中国領のみですが、高句麗の最大の聖地にして、しかも、地球上にある白山神界の最重要の山です。
この山は、中華の皇帝権力の在り方に対し、常に其の正邪を厳しく審神する、「天の意志」が降り注ぐ山でもありました。中国大陸に統一王権ができたのは、BC221始皇帝によってですが、その2代目は、ごぞんじの通り、偽の遺言によって末子の胡亥がなりました。秦は2代で滅亡し、以後は「易姓革命」で、劉邦の漢、王莽の新、光武帝の後漢、曹丕の魏、司馬炎の晋ができますが、晋は王子たちが争って滅亡し、ここで中華は南北に分かれた。華北は五胡十六国の混乱ですが、前秦のあと、北魏が439年華北を統一。華南は、司馬睿が318年建康(現在の南京)に東晋を立て、この王朝は、宋、斉、梁、陳と、引き継がれた。
北魏が東魏・西魏に分裂後、東魏を継いだ北斉を破ったのが西魏を継いだ北周で、その北周の将軍だった楊堅が581年に隋を立て南の陳を併合し、再び統一国家になります。楊堅は595年に泰山封禅します。
この間、前漢時代から、現在の東北地方と朝鮮半島北部に存在したのが高句麗です。大陸の中華の皇帝権をめぐって「易姓革命」という戦乱が繰り返される中、高句麗はずっと一系の王統を守ってきたのです。その滅亡は天智が大津に都を開いた668年の9月でした
 高句麗と中華皇帝との激突は、隋(文帝・煬帝)の時代と、唐(太宗・高宗)の時代にあります。
この高句麗ですが、もともとは戦国「呉越同舟」時代の呉太白の子孫が、扶余に逃れたことから始まりました。この種が入ったことで扶余に王権の元が生まれ、秦の滅亡を経て、その扶余の中から、前漢の終わりに朱蒙を王にたてて国家が誕生します。これを王莽は下句麗と呼んで蔑みますが、光武帝は高句麗の名誉と地位を復活させます。
このときです。光武帝劉秀は、高句麗王族の血の中に、秦始皇帝の正規の後継者だった扶蘇の血が入っていると確認したのではないか? もし、高句麗に扶蘇の血が流れていれば、その王は泰山封禅こそしないものの、白頭山で常に天の声を聴いては、ずっと、中華皇帝と対等の意識を持ち続けていたのではないか?
 そして、前漢末に誕生した高句麗はその王権を強化するために、西の中央アジアにも、海を越えた東の日本列島にもその勢力を伸ばし、交流していたのではないか? 中央アジアでの拠点は、天山の北のキルギスのイシククル。日本列島への道は、豆満江の河口から日本海に出て佐渡を経由して、上越の関川を上って飯山にでて、善光寺平の北にある高社山をそのシンボルにしたのではないか?北信濃にある寺院建築は、高句麗様式であることが確認されているのです。
 今回の白頭山行は、私にとって自分のルーツ探しの一環でもあるのです。私は母が玉木姓で縄文系ですが、父方は天山のさらに西、コーカサスや黒海地方にその起源があるのではないか、と考えています。多分、継体のころに列島入りしたのでしょう。
一方、明治にできた皇国日本ですが、江戸時代まで仏教徒だった天皇をアラヒトカミにして、自らを朕(チン)と名乗らせたように、一部に、日本の皇室とは秦の継承王権だとの自覚も持っていました。
また、戦後の北朝鮮は、アメリカに占領されたままの日本を「腰抜け」と罵り、主体思想の下、金日成亡き後は先軍国家となりましたが、今、劇的変容を遂げようとしています。
戦前、満州(東北三省)とよばれた地域は、日本に692年に皇祖神アマテラスが不比等と持統によって作られる前、高句麗の支配地域でした。東アジアの安定、さらに、日本列島での統治体の改変には、やはり、この山が要になる、と感じられるのです。
 大化改新(645)の3年前、高句麗の平壌で淵蓋蘇文によるクーデターがありました。この人物が自らは死んだことにして高句麗を捨てて、日本列島に唐に対抗する王権を開いた。そこで誕生したのが倭国ではなく、日本です。彼が自らを天皇と名乗りました。
中華(泰山)と、高句麗(白頭山)は極めて重要な関係があります。
ちなみに、日本列島での白山神界の山は、白山です。私たち「ぬなとクラブ」は10月の初めに白山に詣でます。
また、今回の白頭山ツアーの帰国直後の8月11日(日)の午後、宇治の森田誠二氏の手配で簡単な勉強会をします。定員20名です。希望者は、以下までメールでどうぞ。mitakue@mac.com okaeri810@gmail.com   フェイスブックでも案内されています。
東京では、8月18日の古代史研究会で、じっくり報告させていただきます。

2)令和に入って、地球上に蔓延っていた戦争屋(デイープステーツ、カバル)の動きがどんどん抑え込まれ鎮められています。彼らの司令塔は、英国王室・イエズス会・そして、旧CIAです。エプシュタイン島でのペドフェリア事件。ここの参加者が特定され、さらに各国の性悪ドモもどんどん動きを止められています。中国にも半島にも、もちろん、日本列島にもいました。
マネーを中心に考えると、日本列島から流出した金塊をもとに始まった18世紀後半の大激動、そして、スイスの永世中立国化。ここから「金融ワンワールド」が始まっていますから、幕末のええじゃないか運動が始まった時には「戦争屋の意志」が日本列島にも入って(確立して?)いました。
 で、ここで気になること。世紀末から騒がれていた「人類滅亡」や「文明のカタストロフィー」とか、「財政崩壊」「預金封鎖」などはどうなるのでしょう。
 次元を分けて考えてみると、おおざっぱに分けて以下の4段階。
 ①地球人類そのものの絶滅、変容。
 ②人類の文明の終わり 
 ③国家の破綻
 ④個人の金融資産の消失

上記の①②に備えようという、人類全体での合意が、SDGs=Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)です。今、文明全体を転換しようとしています。これに対し、もう、地球はだめだから他の惑星に行こうとまで妄想を膨らませていたのが、イルミナティーの中でもカバールの連中だったのでしょう。今、NSAの動きが変わっています。また、ハリウッド映画にしても、地球外生命体との接触の視点を取り入れながらも、この地球を人類自体の母なる惑星として、これを護ることをテーマにしています。『アベンジャーズ』もそうでしたし、私にはトランプを支えるメラニア夫人の姿にその決意が感じられるのです。
では、③の国家の破たんはどうか?財政破綻と、人間社会のモラル崩壊、戦争での国家滅亡とがありますが、日本の場合、どうか?政府は、強引にこれまで通りの「枠組み」を続けようとしていますね。列島民がどんなに経済的に疲弊し、絶望し、衰弱し病死しても、強者優先でのマネーで国家を回すことだけに政策の重心を置いて、企業の存続のみを優先する。明らかな失政の責任をマスメディアも司法も追求せず、逆に積極応援ですよ。列島内の若者の個々人には、役人になるか企業に加われ、が今の日本の統治体です。この国家の運営者が、ほんとうに、個々のイノチと、その幸福を見つめているのか、これは全く別です。
 日本の場合、国家には徴税権があるから、いくらでも国は借金してもかまわない。こう考える人間(代表、高橋洋一)が国家財政ではこれまで通りのやり方を続けようとします。インフレにならない限り財政出動せよ、というMMTも議論になっています。さすがに「羊」の国民でも、国家による個人の預金封鎖などが行われたら黙ってはいないでしょう。ですから、国家は、「国家」そのものの破綻を防ぐために、もっと巧みに個人の金融資産を奪うか、実質的に「紙屑」にしてしまうかもしれません。それはまさに高橋洋一氏が書いているように、戦後行われたように資産課税によって資産を取り上げたり、MMTを行うことによって起こるインフレによって、実質的に資産が紙くずになることはありえます。
ただ、「預金封鎖」という事象そのものだけについていえば、災害などでの金融の電子システム破壊などで、現実的には「引き出し制限」などの事態はありうるでしょう。ただ、言いたいのは、「預金封鎖」はあくまでも国家が目的を達成するための手段の一つにすぎないということです。
 ですから、好きなだけ国家は国民に税をかけられるという意識のもとで、日本国家は安泰だ、と考えるものが、官界と財界には多く、彼らが大企業と門閥家族、公務員を優遇するのを当然と考えている以上、「国を守る」という言葉のもとに、弱い個人(「国民」)は、どこまでも、食い物にされるだけになりますね。
 
一方、国家を超えてマネーを追求し、場合によっては、アメリカ国家の破たんや、米ドルのマネーとしての価値喪失も考えていたのが、グルーバリストですが、彼らの動きまで支えていたのが、黒田バズーカから始まる日本経済です。戦争屋はいなくなっても、国境や国家に管理されない、巨額マネーをもつ人間をどうするのか?
 ここで、私の希望的観測を述べます。
SDGs時代に合致した、感動を呼ぶ、自分にとっての「貴重な現実づくり」にそうしたマネーが流れる仕組みを、これから、世界は、早急に作り出すのではないか?それは、国家に管理される部分もあるが、個々人の純粋な想いがいい現実創りを後押しする。
 京アニの再建にすでに10億円が世界から集まった。これは個人の呼びかけがきっけだった。ここにはナショナリズムも、政治性も、宗教性も関係がない。個々人の純粋な支援の想いだけだった。私は、ここに、今後の新しい人類の可能性を見ます。
 場合によっては、もし、何かを実現したいとき、そのための必要備品リストと、ボランティアの作業職種とその人員をきちん公表した時、その事業に参加したい人たちによって、匿名によって備品が購入されて現地に届き、また、世界中からその作業を引き受けたいとするボランティアが、その現実つくりにSNSを通じて自然とあつまってくる。
 自分自身が持つ、マネーと人間としての機能を、何に活かすか? これを、地球上の誰もが探し求め、その達成感や充実感をもとめて、心が響きあう仲間とその仲間がいる空間を引き寄せられ、現実に動き出す時代になるのではないか、そう予感されるのです。
 
 しかし、今のこの日本国政府は、そうした時代の流れの中で、あくまでも、国家による強引な「都合のいい物語」のなかに、そうした個人の善意を組み込もうとします。純粋な心とその行動を求めるのなら、まず、自らが身をもって正し、会計に関しては公明正大であること。預かったマネーに関しては不正は絶対に有さないとの姿勢が必要ですが、安倍政権に限らず、今の日本の国家体制は、とくに政治の現場はどうなのかです。
「不都合を隠し続ける国家」には、そんな芸当は、とてもできないと思います。カネくれ虫は寄ってきても、純粋な思いは、幼稚な頭脳が騙されることはあっても、それ以上は進まない。
この意味において、そうした時代が出現する前までに、やはり、「何か」がある、と思えてなりません。それが、令和の大嘗祭の前までなのか? あるいは、来年の東京2020の、前なのか、後なのか?
これは国家権力を前にしては、「羊」や「ブタ」だった国民が、自分が国家の主権者だと、いつ、本気になって、自律自立するか、その度合いにかかっているでしょう。もちろん、アメリカからの独立(米軍基地の撤収)。アジアでの平和共存の枠組みの構築のスケジュールとも連動しますね。

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この記事を書いた人

新井信介

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。