令和時代の始まり、GW後半は日本列島にある統治体(国家の位置づけとその仕組み、現政府の実態)の可否を国民が真剣に話し出した。

こんにちは。
 中国泰山から帰り、さらに、小菅神社の秘密を知ってから、じっくりと迎えた令和時代。NHKを始め、大手メディアだけ見ていると、順調に始まった令和時代ですが、近代国家になって初めて体験する10連休に、列島民は老若男女、所得や資産に関係なく、自分が置かれている環境や状況について、誰もが冷静に考える時間を得たようです。このままの日本でいいのか?それはいつまで続くのか?問題が大ありと認識し、ではどうしたらいいのか? 誰もがこの列島に生きる、生身の人間で、何らかの対処が必要です。
 トランプが米中交渉の3日前の5日に、突如ツイッターで対中で25%関税を言い出し、世界を驚かせた。しかし、これはベネズエラに対し、軍事介入などアメリカの国力・国威を示せなかったことのカモフラージュでしょう。ロシアが軍艦を送っていました。国家の威信だけは維持したい政治的ポーズなので、中国はそれほど動揺しないけど、怒っていますね。
 それと並行して、我が国の最高権力者が北朝鮮に対し、何の前提条件を付けずに金正恩と会う、と言い出した。これは、㋅20日の大阪G20までに打開せよ、とどこかから指令が出たのかも。「晋三」の名に相応しいハナムケを用意しないといけないと考えたか?何しろ日本列島の統治体で、天皇の「お代替わり」という最重要儀式に臨んでも、官僚が用意した原稿を事前に「読み」を確かめないままだった総理大臣。満州亡霊が取り憑いたままで、ややこしい人たちに囲まれているせいか、それなりに格好をつけて終わりにさせたいということなのでしょう。
 その後に7月の参議院選挙。これが衆参同時になる可能性が高いとメディアの解説者がムードをつくています。小泉純一郎氏が「脱原発でまとまれ」と言ってきたのに、経済界と一体の大手メディアは相変わらず、「原発問題ない」の刷り込み姿勢のままです。さらにデンデンは自衛隊の国軍化のために、憲法改正をまだ言っていますが、これは政権維持の命綱だと思っているのでしょう。
◎ここ二日、政治的な動きで注目するものがあります。
一つは、経済・金融政策での通貨発行に関する議論です。日米欧で、MMTというのがあたかも新潮流であるかのように言われ出した。https://www.youtube.com/watch?v=LJWGAp144ak
これは、中央銀行が発行する通貨の量と発行の仕方の問題です。一国の通貨政策の話ではなく、マネーに関わる新論理を言い出すものです。通貨の信認性や融資における保証などを、すべて根底から崩し、無制限の通貨発行を可とするもので、それならば、各国が勝っ手にマネーを好きなだけ発行して、とにかく、株でも国債でも土地でも商品でも何でも買わせればいい。世界中、困窮者ばかりだから、とにかくマネーを渡して、そのマネーで物を買わせろ、っていう議論になりますね。
◎一方、元外資系為替ディーラーだった大西つねき氏が元気です。フェア党を旗印に政府紙幣の発行を主張していた人ですが、この参議院選挙にむけて、山本太郎氏の「れいわ新撰組」の公募に応じたようです。https://www.youtube.com/watch?v=gmsSqxupXOA
https://www.youtube.com/watch?v=gCuMuV5yq1o
一方、渦中の山本太郎氏はGWに各地で街頭演説を繰り返しています。https://johosokuhou.com/2019/05/06/14372/ 彼の主張は、頷けるものばかりです。このれいわ新撰組のみが、戦後の政党政治の枠組み(自民・組合・宗教)を超える旗印だと、自負しています。医師の内海聡氏が設立に支援した母親連合を、自民別動隊と面罵していましたね。

1億2千万人が暮らす日本列島に、どのような統治体がいいのか?明治以後の日本国とは沖縄・北海道を含む領土に、戦後は天皇が「国と国民統合の象徴」として君臨する国ですが、領土内に米軍基地を抱えるように完全な独立国ではありません。都市化工業化で、公務員・大企業・地主には継続的にマネーがあつまるものの、貧困層がどんどん増え続け、それでも世界最大の経済援助国。さらに観光立国志向です。
私は昨日、大西つねき氏と山本太郎の動きに合わせ、友人たちに以下のメールを送りました。二人が合流しても、それは明治の近代日本の変革の始まりでしかなく、到着する先はそこではないと感じます。以下、ご参考まで。
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こんにちは。新井信介です。政治的動きの紹介です。元 外資系金融機関の為替ディーラーだった、フェア党の大西つねき氏が、山本太郎氏の呼び掛けに応じたようです。https://www.youtube.com/watch?v=gmsSqxupXOA
私(新井)の見方;
今の問題は、日本国に限らず、通貨発行権の問題だけでは、根本解決になりません。
マネーの持つ「悪魔性」からの脱却であり、これは基本として、
マネーの発生に依存しない「現実の生活創り」のモデルが必要と考えています。
「ぬなとチャンネル」 https://nunato.net/?p=2780 で書きましたが、 マネーのあるなしに関わらず、<相克・相生> の「相生」の部分を、きちんと確立することが、まず先と考えています。
マネー問題(発行権、銀行の権限、税制、補助金など)からはいると、
 既存の政権、政治の枠組みでの、<カネの引っ張り合い>の議論の中に
埋没し、現実が変わらないままの政争に、突入する
と考えます。

今、世界中で始まっている「ブロックチェーンの議論」は、日本では松田学氏が先頭を行っています。マネーと信用創造というこれまでの資本主義の本質と、実際の経済行為と幸福な現実創り の関係を糺そうとしているものです。これまでのマネーの在り方によって、地球全体で、今、これだけの格差がある中で、どう、イノチと環境を戻すか、そして、個々の人間の落ち着いた暮らしと、その尊厳と生命を、安定させるか?
 実際問題、「リッチ」が、まだ、権力を持ち、メディアを動かし、人員動員を誘導し、政治力をもっているのが、今の現実です。マネーに囚われないで生きていけるエリア。しかも、文化的レベルも高く、多くの「豊かさ」を生みつづける人間が、幸福に安定して、暮らす。
人類発展史、国家の統治の推移の実態・法則の理解に 裏打ちされた、全く新しい、現実の生き方を創り出すことが、先だと思います。

「いつでも、どこでも、必要なだけ、簡単にエネルギーを得られる」環境になったら、そのときには、個々人の創造性に制限はなくなり、権力は発生せず、国家の権力もなくなります。私は、こちらの方向に、ストレートに向かいたいと思います。
「マネーがなければ何もできない」と、あきらめている人間に、どう、未来にむけて、歩み出す、情熱と地図を指し示すか?ここがポイントだと、思います。
現在の国家権力をめぐる政治的な動きは、多くの摩擦・いさかいのあと、結局、新技術の出現とともに、国家権力や国境を消す方向になると思います。明治以後の日本国家は、統治(しばり、洗脳)のために、ファンタジーを刷り込んできましたが、これが、もう壊れています。
私は、リアルの物語を、書きたい。これから、相当大きな変化・混乱があるのはまちがいなく、生存の現場を確保しておかないと、頭にどんな考えであれ、足場を失うことになりますね。

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この記事を書いた人

新井信介

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。