「福は内、鬼は外」は、列島内で軍事対立が起きた時、敗者を海外に出して丸く収める秘策。落合莞爾さんが私のことに言及してくれた。

ヌナトクラブのメンバーから落合莞爾さんが、
私のことに触れている動画がYOUTUBEに出ていると
連絡があり、早速見てみました。
https://www.youtube.com/watch?v=VStuyhg2jNI
この収録は5月の終わりで、場所は大阪府の北部だったようです。

私のことは、226の決起将校の処遇のところで出てきます。
彼らは処刑されたことにして、実は、ベトナム・ビルマ方面に
秘かに派遣され、重慶政府の蒋介石の後方かく乱(援蒋ルートの遮断)
にあたり、ポツダム宣言後は、そのままベトナム兵を米軍との戦いの
のときに、鍛え、軍事指導したと話したことに言及してくれました。

動画の中で落合さんはさらに、幕末に官軍に敗れた奥羽越列藩同盟の
人間が敦賀から日本海を渡って羅津に着き、遼寧省に入って現地女性と
の間に子供を儲け、その子孫が現代の遼寧(瀋陽)軍区の兵士になって
いる、と解説します。

不比等と持統が創り出した日本国では、国内に対立があり、もめ事が
ひどくなったときは、処刑したことにして、実は、海外に逃がし、
「遠くから、日本国のために生きろ」とする、その伝統が20世紀に
も息づいていたのではないか。

これは、終戦時のシベリア抑留者にもいえることで、実際、20万人の
兵士の生死が不明だとの研究があり、この人たちはどこに行ったのか、
と。どうも彼らはロシア人の中に入って、日本のために生きると決意し、
ソ連解体(ゴルバチョフ革命)の地均しをしたのではないでしょうか?

さらに古くは、源義経の一行も平泉で死なず、北海道の積丹半島から
沿海州、そして蒙古高原にいき、バラバラだった蒙古の各部族を結集
させる力になったのでしょう。

まあ、お元気そうで、何よりです。

PS(後追い追記);
① 「國体ワールド」の落合莞爾氏と「武士道」の松本道弘氏の
対談もありました。二人とも、まだまだ達者ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=RhTkbNdwq_4

②この書き込みについて、8日未明、以下の反応がありました。
 いただいたメールを紹介します。ご参考まで

・・・・・・・・
新井先生

昨日のブログに関連する様な内容が先日、
『NHKスペシャル 戦国2』で放映されていました。

日本の銀を巡るスペイン(豊臣方)とオランダ(徳川方)の戦い。
その決着が着いた後、日本のサムライは活躍の場を求めて傭兵
として東南アジア各地に渡り、オランダの版図拡大に貢献したと。
→ 戦国〜激動の世界と日本〜 (2)「ジャパン・シルバーを獲得せよ 徳川家康×オランダ」

第二次世界大戦後も日本兵は東南アジア各地に残り、独立運動や、
北朝鮮の様に陰で国家を動かす原動力になったり、或いはソビエト
を内部から崩壊させる力になっていた(?)

しかし、外に出た「鬼」たちはあくまで紛争を生み出し、時に画策
の中心となり、世界に混乱をもたらしてきただけなのではないで
しょうか?そこには流血があり、多くの悲劇が生まれた筈です。

なかには「東南アジアの独立に命を懸けた勇士がいた」と美談化する
人もいますが、彼らが「今の日本」を語る時、国民生活の現実を冷静
に見ず、独善的な物語に酔って「夢よもう一度」と安倍政権を支えて
いるのではないでしょうか。

これからは「福は内」として国家を運営してきた(少なくとも昭和の
終わりまでは表面上はそう思えた。突き詰めれば縄文の精神性を持っ
た)日本の平和な社会を如何に世界に拡げていくか。

それこそが天武が最終的に夢見た”無端事”(境界の無い=全てが
融合した)の世界ではないでしょうか?

私はそれをこそ目指すべきものとして
今後の人生を歩んでいくつもりです。   M

・・・・

Mさん、代弁してくれて、ありがとう。
あと、あなたはご存知だと思いますが、日本に稲作が始まった
3000年前から、日本列島に入ってきては、大陸にはない「仁
(おもいやり)」の情報空間が広がっていることに触れて、
縄文の先人と融合した人たちが、中華とは異なる精神性の高い
王権(統治システム)を、この列島に築きあげようと、挑み続けた
のでしょう。彼らは、秦が成立・崩壊したあとに、世代も時代も
越えて、次々とユーラシアでの文明の成果をこの列島にもちこみ、
純化・融合させることで、千年かけて確立したのが、今の日本文化
の元ですね。純化・融合する。これが「日本化」です。
私たちはそうした権能まで含めて、「ぬなと」と呼びましょう。

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この記事を書いた人

新井信介

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。