NHKニュース見たネットの声「元院長から元職員に格下げされとるやん」…日本版イルミナティー(満州亡霊)の崩壊。高句麗王国が真に復権する。

こんにちは。
今週の事件は、なんといっても、菅官房長官が記者の質問に答えて「不信任案が出されたら、衆議院解散の大義になりうる」と答え、これで7月に衆参同時選挙が確定的になったこと。これが17日。
そして、その日には、池袋のプリウス暴走殺害犯が被害者に手紙を出していたこと。18日は病院から出て、目白署にようやく出頭する姿をテレビに晒したこと。そのときのNHKの紹介が、「元工業技術院院長XXXXさん」ではなく、「元経産省職員XXXX」に変わっていました。同じ人間なのに、平成時代と令和時代では、なんでこうも扱いが違うのか?

それと同期しているのが、アメリカ帰りの菅官房長官が明確に、6月26日の衆議院解散まで示唆し出したこと。これは、5月10日中国の劉鶴氏と米国トランプ政権の協議決裂で、米中の双方での関税アップ方針が決まり、世界が構造変化を始めた、という金融ワンワールドの合図です。
これは人類的な重大変化の始まりです。
これに対し、国内問題だけでも、自分が何を主張し、何が実行できたのか、まったく検証も反省もなく、そのことの重大さを意識することもせず、官僚の用意した原稿の意味も解らず、その漢字も読めずに、とにかく日本の国会内で、野党対策のパフォーマンスだけしていた誰かさんでは、とても対処できない事態になる。それならば、列島内の権力行使の現場で、自分で考えて、裏も表も理解し、自分自身で細かな指揮までできる人間がすぐにも求められる。そこに選ばれたのが秋田出身の苦労人の菅さん、「令和のおじさん」です。
 
私の現状理解を思い切っていってしまうと、ようやく、戦後の日本に取り付いていた満州亡霊の払拭方法を「金融ワンワールド」が解明し、その実行に乗り出したということ。これは自民党の中の清話会のチカラの源(それに取り付いている悪霊)の元を断つことに成功した、という意味です。
「晋三」の名前に込められているように、旧満州・李氏朝鮮・明治以来の皇国日本、これを一つにする、もしくは、その三国での支配権を取り戻すのが、岸信介に連なる人間たちの実現すべき「夢」でした。その「夢」を語らせ、「実現が可能だ」と妄信させることで、アジアの緊張や日本国の防衛費、科学技術など、もろもろの国家マネーを使わせていたのが、FRBの中の戦争屋でした。そこでは、「お上」服従の列島民は、どんなに優秀でも、真剣に働いても、彼らのための、駒や犬でした。
 北朝鮮はソ連亡き後の1990年以降は、最初は日本国にとっての、そして「911」以後は、アメリカにとっても「狂犬国家」にすることで、日米韓の軍事費を増大させてきました。
 これが変わる転換点になったのが2012年年末、アクエリアスの号砲です。これは「膿み出し」でもありました。晋三くんが列島に蔓延った統一教会系列の人間の全面支援で政権に返り咲き、列島の軍事力と浅薄な愛国心をオモチャにする。2014年からは戦争屋が中東にISISを創り出して、世界中にイスラム・テロが広がるとの危機を振りまいて大混乱の中、ドル経済での「富」の上りを自分たちだけが確保して、中国(江沢民系列の人民解放軍強硬派)と組んで地球支配を完成する。(アクエリアスの前、Y2Kの1999年の段階には地球支配計画が策定されており、それを予告した映画が『2012』でした。)

それに対し、2013年からアクエリアスで別の次元の力が生まれた。3月バチカンの法王にフランシスコが即位し、4月オランダ新国王の即位式。欧米では戦争屋の画策を切り崩す変化が生まれ、プーチンがその先兵になり、アメリカでは悪魔退治に、さらなる大魔王のトランプがQたちによって選び出された。大統領が決まる前の2016年9月24日、翡翠が「日本の国石」になったことの意味を忘れてはなりません。そして2017年9月に、トランプと金正恩が罵り合いをする中、日本の安倍晋三総理大臣が「さらなる制裁を」と国連で呼びかける日の、その直前、平成天皇(現在の上皇)がご夫妻で高麗神社を参拝された。この神社は実は668年に滅亡した高句麗の神社です。
 唐・新羅によって「高句麗の滅亡」という事態になっても、なんとしても、大津京の天智を打倒する。なぜなら、彼らは列島の支配権の為なら、唐の冊封下のままでも構わず、それではウマヤドの思いが完全に潰えてしまう。この選択をしたのが大海人皇子(天武)です。このあとに、壬申の乱です。
 つまり、高句麗を犠牲にして、独立国「日本」が誕生したのです。この事実を知っているものたちが、中華の皇位継承ルールを作り上げた「梅」たちで、今、ようやく、戦後の日本列島での悪魔退治にも、目途が着いたということなのです。

日本に巣くった悪魔とは、一度できた列島内の権力秩序の中で、利害関係者が争い合うときに、「天の声」を用意し、誰も責任取らないまま、ある決定をどんどんしてしまう、という「体制運営」の推進力のことです。戦後になっても、国家の象徴である「天皇」を名目として絶対不可侵の神として政治的にわざと大げさに扱かわせ、そこから勲章をもらった人間は神である天皇が賞賛した臣下で、その権威は天皇と同格とみなし、部門ごとで利害が係争する案件では、その人間の判断を「神の裁き」のごとく扱う。この権力構造上の「習慣」こそが列島の悪魔でした。
飯塚幸三氏は、アメリカの属国という立場からの脱出を目論んだ田中角栄が失脚したロッキード事件を見た中曽根氏が政権を握った後、NTTスーパーコンピュータ導入の時から、日本の工業会で技術面での「天の声」の主に祭り上げられた人物でした。
 安倍晋太郎が次期総理として確実視されていた時に起きた事件がリクルート事件で、そのときにも政府側の弁明要員に使われた。この結果、国家の技術判定員という立場が政と官と業から完全に認められ、それはまたアメリカ本家の戦争屋にも重宝がられた。もちろん原子力委員会でも特別の立場だった。「311」のあと、2013年に入って世界が新世代王族(良心派イルミナティー)によって、米ドルにまとわりつく戦争屋の姿が浮き彫りになって、プーチンとアメリカの良心派軍人によって処理されていく中、それでも日本だけは別次元のままで戦争屋の逃避地になって、経産省と経団連による「原発ルネッサンス」を安倍政権で続けられたが、ここでも技術面でのご意見番だった。だから、2015年に安倍内閣の下で叙勲した。

 欧米のように「鍛えられた自我と図抜けた頭脳を持って、地球に自己世界を創ろうとする、確信犯でのイルミナティー」は日本にはいないのか?古事記日本書紀ができて以来、列島内だけに通用する権力体はすぐにイメージでできたが、人類全体を相手してはどうか?世界人類史を通底する慧眼と、異文化の人間まで心服させる叡智と、現実化する大胆さは、自国の建国の真実真相すら探ろうとしない精神からは、もとより生まれるはずもない。世界性とは何か?を問うこともなく、記紀神話での人間天皇カムヤマトイワレビコをそのまま真実として、「八紘一宇」に酔い痴れた。そこには普遍性を弁え、追求するという知的姿勢はなかった。
 そして、昭和天皇が「戦争責任」から逃げてからは、戦後のアメリカの特別行政自治区という統治状況に流されながらも、なんであれ自分に責任を及ばせないようにして、自己利益だけを確保する、卑怯者が国家権力を扱う国になってしまった。欲が深く、何の矜持もなく、表面のメンツと血統だけにこだわる権力者がいる国。そこでの業界と官界に、とく工業系の新技術は、大手ゼネコンや大企業のもののみが国家から保護される体制となり、この形は、世界のエネルギー独占を図るアメリカの戦争屋にとって、本当に都合がよかった。列島民は「天皇」を翳した権威に弱く、しかも、平成時代に、どんどん、旧満州喪失の恨みを持つ日本の旧軍人、そして半島系の政治家・企業人が、列島マネーに取り付くには、この「天の声」が本当に都合がよかった。ゼネコンや銀行の裏にいる闇の勢力は、戦後、一たび権力側に使われると、逆にその依頼主にどんどん入りこんだから、この6年間は、本当にウソだらけの世界になった。
 これをいつまで継続するのか?そんな列島の国家運営体制では、構造的に、これまでの戦後体制の延命はできても、本格的な変革を口で言っても、官僚まで丸ごと利権構造に取り込まれていたから、蟻の一穴すら開けることができなかった。まして、新しいマネーが、中央銀行とは別に、各国に「ブロックチェーン」を構築し、実際の富の発生を促すときには、邪魔にしかならない。ここで、なにか、世界的な秘密力が動いたのではないのか?
 4月9日の青森でのF35墜落事故で、ヘリコプター護衛艦「いずも」の空母化は目途が立たなくなった。そして4月19日の池袋プリウス事故は、犯人の飯塚を権力側が庇い続ければ国民の怨嗟の声は拡大するので、今、稼ぎ頭企業のトヨタと、戦後工業会で「天の声」を生み出す「構造」との戦いになった。これは戦後日本の権力そのものに亀裂を生んでいる。その亀裂に光が射しこみ、その結果として、裏で戦争屋の脅しがあって抑え込まれていた「様々な新技術」に、浮上の機会が生まれている。

 安倍晋三総理は5月5日を過ぎて金正恩にミサイルを撃たれても、抗議するどころか、「前提条件(拉致問題)なしに、金正恩と会ってもいい」と言い出した。その背景には、北朝鮮に中国東北部を加えた新規の経済圏誕生という案が決定したとの報がある。これは新世代王族方面から漏れてきた話だ。
 トランプが中国に対し、25%関税を言い出すのは、一つは、もちろん、アメリカ国内での雇用創出のためだが、中国の瀋陽軍区が管轄する東北三省の経済体が、北京からの拘束を受けずに、北朝鮮の育成に、アメリカ・ロシアともに進める新規の国造りに参加を促す意味もあるという。これは実質的な満州の北京政府からの独立で、日本で大宝律令ができる前にあった「高句麗の復活」に導くものだという。
 この案を進めるときに、列島にいる満州亡霊が本当に邪魔。だから、平成上皇は一度も靖国に行かなかった。6月20日、大阪G20がある。ここには習近平もトランプも来る。東アジア新秩序の始まりになる。そして、解散、衆参同時選挙。投開票は7月14日か21日?公示日はその2週間前になる。
 その前、トランプは安倍チンという特別行政自治区の最高責任者から、絞るだけ絞りに来ます。もう大企業だって容赦しない。トヨタにはプリウスの電磁波問題もある。よって、戦後の輸出立国、最適工業社会はもうない。
 夏の選挙の後には、業界ごとの利権調整の存在であった「天の声」はなくなっているでしょう。
そのときには、これまで国家権力と戦争屋によって隠されてきた、日本列島の大嘘と、惨たらしい現実の核心まで暴かれる。その一方で、大変な災害が列島各地を襲うのでしょう。首都圏のかさ上げされた不動産価格は急激にクラッシュするでしょう。
 そうしたあとに11月に大嘗祭。そのとき、新たに即位した令和天皇が、本当に全てのイノチとの一体化を誓われるのなら、伊勢にむかっては祈りをしないはず。伊勢は虚構の国家権力のよりどころです。これまでの人類の文明が、女性のチカラ・霊性を封じ込めてきたことを判っておられるならば、役職とはいえ、スメラミコトたるものは、イザナミの復権を祈るはずです。<ヨモツヒラサカの呪い・恨み>の解除。これと、実は、白山が関係します。
 今年の秋の「ヌナト・ツアー」は、ウマヤドの母である、穴穂部間人か、白山菊理媛のどちらかですね。どちらも、キーワードは「淵・泉」。この辺は、次回、古代史研究会で。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。