みどりの狸は茶釜に篭り、デンデンは福島の田んぼで第一声。山口選挙区に黒川氏と山本太郎。

  ミドリのタヌキさん。すっかり、化けの皮がはがれてしまった。

でも、一応、希望の党の代表です。 今回、衆議院選挙で、何人当選しようと、その上にいて、党内での権力を振るえる立場にいます。

元々の狙いが、「もう、安倍はいいよ」という、どこかから(王族会議?)の指令だったかもしれませんね。

 10月10日、選挙戦がスタートしました。さてさて、肝心の加計事案ですが、今治で、告発した黒川敦彦さんが、なんと、安倍晋三の選挙区、山口4区に立候補。そこには、山本太郎氏が、ウグイス嬢に駆けつけました。 

公示の10日は、北朝鮮は朝鮮労働党70周年の記念日なので、ミサイルの祝砲を警戒する人が多かったのですが、全然、飛びませんでした。

このとき我が国の総理大臣は、なんと、ヤジの全く来ない、福島の田んぼの前に立って第一声を上げました。

  

 安倍晋三総理は今回の選挙では、比例区では出ていません。本人は当選には、よほど自信があるのでしょう。今、秘密兵器の「アッキー」が夫に代わって、選挙カーに乗っていますが、「万が一」が起きたら、どうするのでしょうね。 国会を解散した総理が、その選挙で落ちて、ただの人になる、なんてことがあったら、まあ、前代未聞。 

 デンデンはこの5年近くにわたり、アメリカの戦争屋と一体で、最初は、中国包囲網を外交の目的にしてきました。トランプが就任してからは、北朝鮮問題で、Jアラートを流したのですが。

中国では、今日10月11日は、共産党の全体大会。そして、18日に5年に一度の党大会が開かれます。ここでは、最高指導部の新たなメンバーが決定します。

 ちょうど、日本が選挙で佳境の時に、中国では 次の5年間に向けて新指導部を決めます。

現在の中国は、この3年間、習近平への権力集中が急速に進んでいますが、腐敗を糺すだけでなく、もともと、独自で動きかねない各軍部の掌握を進めています。中国の軍はこれまで、時の行政の監督外にあって、支配地域では独立国の機能を形成し、対外的にも勝っ手に動くことが多かった(これは主に、軍事物資の密輸や横流し)。これが、対外的に特に問題になったのは、天安門事件後の1992年に、楊尚昆が国家主席のとき、江沢民が党の総書記として、尖閣・台湾・南シナ海まで、自国の領土する「領海法」を定めてからです。この時、海軍の現場の将軍たちは、「国家」が決めた「領海」の実効支配を実現しようと、手柄を求めて、それぞれで動き出していた。そこにアメリカの戦争屋が静かに「仕掛け」に入り、オバマ政権で国務長官(外務大臣)となったヒラリーのもとでCIAが画策し、ヒラリー本人が大統領になったときには、日本と中国の戦争を起こさせようと、動いていたのです。

 しかし、こうした動きを知る、アメリカの国防情報部のマイケルフリンたちは、本物ヒラリーを消して、トランプを勝利に導いた。トランプは就任前の12月、アメリカにとって武器の販売先である台湾の蔡英文に電話したので、アメリカにトランプ政権が発足すると、「一つの中国」支持という方針を変えるのではと中国は抗議し、不安が広がっていた。1月20日にトランプは就任し、デンデンと日本の外務官僚は2月9日喜んで渡米したのですが、デンデンが太平洋の上空にいるとき、トランプは北京の習に電話し、「一つの中国」を堅持すると伝えていました。(このときの日米会談の最後の宴席のときに、北朝鮮にミサイルを打たれ、安倍は帰国してからは、国会で森友事案が勃発でした)。

 習は4月にトランプと直接、会って以来、江沢民時代に生み出した領海での「火種」を消しにかかっています。トランプの就任に合わせ、まず、1月に2006年から10年間、海軍司令官だった呉勝利をこの退官させ、海軍の引き締めに入り、9月には、圧倒的な力のある同氏を完全に拘束しました。そして、外相の王毅には、南シナ海については「もう、埋め立ては終わった」と発言させ、これ以上、軍事活動をしないと表明した。これは、フィリピンやベトナムとの関係を意識したもので、中国は軍事的脅威となる拡張主義を抑えだした。

 それに合わせるように、アメリカ側も、対中強硬派のスゥィフト司令官を退官させ、これに呼応していたのです。それが、北がミサイルを次々飛ばした、この8月~9月だったです。

東アジアで、ことを起こしたい戦争屋にとって、現場での「手」がどんどん狭まっている中、国連では、トランプお得意の「言葉のプロレス」を9月19日に披露したあとも、21日まで「ミニ・ロケットマン」と続くのですが、このとき、当然、ティラーソンは、北との着地点を探りに行っています。

しかし、デンデンは、背後にある緊張削減、戦争屋の撲滅の動きを最後まで見えなかったのでしょう。そして、衆議院を解散した28日の夕刻に、中国大使館のパーティーに慌てて参加したというわけ。

だから、今、「こんなひとたち」が決して来ない、福島の田んぼに立って、教育と福祉のことを言う。それが、「安倍一強」の最後の姿になるのか、どうか?  

 これは、国民が決めることになります。

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