国家とは,人為による、人を縛るための統治概念。国家の本質は暴力と文字によって刷り込まれた「信念体系」。心を縛る『見えない網』。サルは自らそれを作ることはない。

人間とサルの違いは何か?

サルは、国家を持つか?
サルは、文字を持つか?
サルは、お金を使うか?
サルは、カミを語るか?
サルは、計算ができるか?
サルは、ウソをつくか?
サルは、・・・・・
サルは、・・・・
サルは、・・・

サルの中には、何時の間にか山間の温泉に浸って幸福を感じ出すと、
世界中から人間が来て、その入浴シーンを撮影するものが後を絶たない。

一方、地球の人間社会では、幸福の意味が解らない人間が増えた。
超大型台風が何度も来て、今後も沿岸部の水没の危機が判っているのに、
何も動かず、相変わらず、同じリズム同じパターンで、毎日を暮らした
がる人がいる。
彼らを縛っているのは、手にするマネーの多寡。
その生活の便利さは、電気と情報通信システムに支えられているが、
これはそのまま、今、自分を支配している信念体系を固めている。

この信念体系は、正月のスポーツや情報番組を流す、あほテレビで、
どんどん加速し、強化され、無思考の人間を増やしていく。

サルと人間の違い、そして国家とは何か?大いに考えましょう。

国家は、人間を縛る網です。
そして主権者とは、その網を作り、網で何を取り、何を守るか、
これを、自ら考え、より良い網にするために行動する人です。

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この記事を書いた人

新井信介

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。