キノコと放射能の関係は?今は、工場生産品がよい。

 「311」から3年目に入り、どんどん、放射能の被害が顕在化してきます。 山野から河川に放射性物質が流れ込み、それが動植物の生体内に取り込まれます。 そして、生物濃縮も進みます。

 千葉県の柏市では、今、市民の持ち込み食材について、放射線量を測るサービスがあるようです。

その中に、シイタケがありました。  

なんと、 手賀沼地区のシイタケから528ベクレル!

「2013年4月12日、千葉県柏市は「もち込みによる食品・井戸水等の放射性物質測定の結果(3月21日~3月31日分)」を発表した。
同発表で、1キログラム当たり528ベクレルの放射性セシウムに汚染された”シイタケ”が手賀沼周辺で採取されたことが分かった。」  http://www.best-worst.net/news_aCYyDKQbqo.html

乳酸菌や納豆菌など、菌類は、放射線を生命エネルギーとして、取り込んでいる可能性があります。

キノコは、菌類の塊りです。 それゆえ、現在の日本列島の被曝状態では、 天然物(地物)のキノコは、どんどん放射線を吸い込むことになります。

これに対し、工場で作られたキノコは、ほとんど放射線を吸い込んでいないので(まっさらのスポンジ)、これを、体内に取り込むと、体内にある放射線を吸って除去してくれる可能性が高いと、考えられます。

私の住む北信濃は、高齢者の医療費が日本で一番安いところで、しかも、長寿です。これには、空気のよさ、豊富な果物と野菜、そして、温泉もありますが、中野市の場合、とにかくキノコの一大生産地域で、よく食べます。 大ヒットしているエノキ氷も、ここで生まれました。

29日に研究会をする北信州能力開発センターは、 「マイコファジスト(菌食主義者)運動」の拠点です。http://www.kinokomeister.com/myco/ 

ここには、キノコのマイスターを育てる信州きのこマイスター協会があります。 http://www.kinokomeister.com/

 

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。