「日本未来の党」の結末から学ぶこと。

 嘉田さんの存在は全国区になった。しばらくは、「琵琶湖の守り手でいろ」ということ。

この国に、明治以来の近代化に替わる、《繁栄パターン》を作り出すまで、私たちには苦悩がつづきます。

最高議決機関である国会の、その代表者を選ぶ選挙が、全く公明正大でない運営手法で行われていること。

国家運営の出発点での誤り《私企業への外部委託)を、国民に全く気づかせないまま、国民を騙してきたこと。

私たちの民意を、きちんと、国家運営に反映させるには、

 まず、選挙管理委員会を、完全に独立し公開された組織に組みなおし、中立なボランティアの手で運営しないといけません。

 それと同時に、これまでのエネルギー供給体制に代わる、代替案をつくるしかありません。

 地域独占で総括原価方式の電力会社。 これをどう変えるか、の法律論議に入っていくと、またまた、法案審議~国会~選挙になります。

 こんなものは、電力の完全自由化にすべきなのですが、 まず、自家発電で対応するのがいい。

 もっとも重要なのは、 誰が権力者になっても、「見えない毒」が、そこに存在する ということ。

 原発を造れば、その毒は、濃くなるばかり。 しかも、処理方法がまだできていない。

明るく生き抜きながら、 新しい《繁栄パターン》を探す。  

簡単ではないが、 ネットで同じ志の人間を探すのは、容易になった。

 <<真実に基づいた魂の連携>>

今の自民党にこれが出来るわけがない。もちろん、民主も公明も維新も。 

実態がどうであれ、カネが欲しい人たちが、 実態をよく出来るはずはない。

身の回りから、小さな確かな「望ましい実態」を、積み上げるしかない。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。