野田ドジョウを殴ったのは誰か?

以下、読売ニュースです。

 ★「ぶつけちゃいました」首相、眼帯で官邸入り

・野田首相は16日朝、右目に眼帯をつけて首相官邸に入った。記者団に理由を
 聞かれた首相は照れ笑いを浮かべながら眼帯を指さし、「大丈夫です。
 ぶつけちゃいました」と語った。

 首相秘書官によると、15日夜、首相公邸内の暗い場所で、右目の下の部分を誤って
 物にぶつけたのが原因。軽い打撲で職務に影響はないという。首相は同日夜、
 都内のホテルで経済人らと会食した後、午後8時半すぎに公邸に戻っていた。

 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120116-OYT1T00331.htm
 

※画像:  http://www.yomiuri.co.jp/photo/20120116-496458-1-N.jpg

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 さて、この画像を見て皆さんどう思いますか?本当に、どこかにぶつけて、右目の下を当てることがあると思いますか?  どうも左目のほうも膨らんでいますね。

もし、殴られたとすれば、一体、誰が殴ったか? 場所は、官邸です。 ここに入れるのは誰か?

消費税を上げるには、どうしても、国会議員の歳費を減らすのみならず、公務員給与まで減らさないと、今、国民は納得しません。

 ドジョウが殴られたとして、誰が殴ったか? 皆さん、考えましょうね。

一応、候補として最右翼は、一緒に会食していた経済人の中の誰か、ですが、それ以外に、

 ①財務省官僚  ②人事院のボス  ③民主党の自治労支援議員  ④アメリカ大使館(なんとかグリーン?)

私の意見:今回は、どんなに混乱が出ても、この消費税増税法案を通さないほうがいい。 国家の運営と、国際経済の本当の仕組みを知るためにも、いったん、すべてが止まったほうがいいでしょう。

 その上で、中央と地方の議員の数と待遇、そして、公務員給与を早急に決めればいい。 これまでのシステムを変えるには、覚悟の上での「破綻」が必要なのです。

以下は、古賀さんのコメント;

野田改造内閣が推し進める財政改革には「ウソが交じっている」と古賀茂明氏

週プレNEWS 1月16日(月)11時56分配信

 野田佳彦首相は13日、5閣僚を交代させる内閣改造を行なった。岡田克也前幹事長が副総理兼、一体改革・行政改革担当相に任命され、問責決議を受けた一川保夫防衛相、山岡賢次国家公安委員長は退任となった。

 この内閣改造の狙いについて、「行政改革、政治改革、社会保障と税の一体改革を着実に推進するための、最善かつ最強の布陣をつくるため」と語った野田首相。今月6日に公表され、消費税の増税などが盛り込まれた「社会保障と税の一体改革」素案を、一気に推し進めていく構えだ。

 この素案には、消費税アップの代償として給付つき税額控除、非正規社員の厚生年金・健康保険加入の拡大など、所得水準の低い人にとって優しい改革も盛り込まれている。だが、元経済産業省官僚の古賀茂明氏は、「ウソが交じっている」と一刀両断する。

 古賀氏が槍玉に挙げるのは衆院議員定数の80削減だ。議員ひとりにかかる年間経費は7000万から8000万円ほど。80人削減なら、それだけで60億円前後の国費の節約になるのだが……。

「削減する80議席は比例区の定員。でも、それでは比例区選出の議員が多い公明党などが壊滅的なダメージを受けるため、絶対に賛成しない。つまり、この削減案は実現性が薄い。野田政権はそれがわかっていて、あえてメニュー化したのでしょう。80削減を実行できなくても、それは野党が反対したせいだと言い訳できますから」(古賀氏)

 つまり、衆院定数80削減はメイン項目である消費税アップを実現するためのお飾りに過ぎないということだ。

 さらに素案には、国家公務員の給与を平均7.8%引き下げる「給与臨時特例法案」の早期成立を図るという一項もある。国民に消費税アップという負担を求める手前、官僚にも身を削らせることをアピールしたものだ。

「これもアリバイ工作でしょう。なぜなら、この特例法案の措置期間は平成26年3月31日まで。その翌日からは給与水準は元に戻ってしまう。成立したとしても、官僚は1、2年給与カットを辛抱するだけで済むのです」(古賀氏)

 一見、不公平を無くし、バランスを取った改革案のように思えるが、実際は“搾取”するものは実現し、“還元”するものに関しては「努力したが実現不可能だった」で済ませる可能性が高い。野田首相には、全て「ネバーギブアップ」の精神で臨んでほしいものだ。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。