矛盾の肉団子の解体が始まった。民主党。

 現在の政権与党の民主党。改革続行のAと、既得権擁護のB?
 綱領も持たず、自民党政権打倒という政治的野心のみで一体化した政党が、崩れだしました。
 一番肝心な国家の姿(歴史、国際政治での権力構造)を、全く知らないまま(その認識すら
ないまま)、自民党時代の無駄な公共企業にかける予算を労働者に回せ、とのみ主張し、
さらに、小沢一郎の選挙手法で、政権を奪ったはいいが、全てにおいて、理解が浅いため、
何事も裏目裏目。
 ここで、今日言いたいこと。
有権者とは、国家の未来を決めるルールつくりに参画できる人間のこと。
日本人は、20歳以上なら、誰でも、この資格がある。
そして、国会に代表を送り込める。
何も、既存の政党の枠に囚われる必要もない。
 国家予算を、ある少数のために、引っ張ってくる。
 これが政治だと考えているならば、今の政治状況は何も変わらない。
自分の生きる場所をどうするか、そのための、
経営資源を、どう出していくか?
 カネ、モノ、役務、経験(知恵)、人脈。
その前に、どういう国にするか?
自分の生きている、現場をどうするのか?
今、肝心なのは、国家の資金でなく、自分で、
未来に向けて行動する意欲をどう引き出すか?
この情熱と智慧が必要。
そのとき、もっともやってはいけないこと。
  ウソ。言い訳。大言壮語。尻拭いの投げ出し。自分の責任を取らないこと。
これは、人間としての、信頼を、初めから放棄している姿。
で、ならば、どうすればいいか、考えよう。
 他人と過去は、変えられない。
しかし、
 自分と、自分の未来は、努力で変えられる。
そして、なにより、
 自分とは、1億2千万分の一の 日本。
 そして、 70億分の一の、 世界。
自分から、始めるしかないということ。
政策と人物を見極めて、政治(政治家)とは、是々非々で関係性を作るしかない。
それにしても、テレビのコメンテイターのレベルが低すぎる。
日本の国家の実態、アメリカの特別行政自治区であることの意味を、
きちんと、国民にわからせない限り、冷静な外交が生まれない。
さらに、行政機構の改革では、国民の要求で、何でも完全に情報公開が履行される
法的な根拠持った環境が整わない限り、未来に向けた新しい協議の土台ができない。
いきなり、個別の減税や増税を争点にする選挙を、はやし立てても、
この国の官僚主導と、これまでの既得権益は、枝葉末節しか変わらない。
国民は変革のために、まず、自分で判断するための、本当の情報と法的根拠が不可欠。
ここを固めないで、ピーチクパーチク雀の子 の議論が溢れている。
今日は、地元で、あらたな地域おこしのNPOの発会式。
まずは、足もとから、一歩一歩、同じベクトルをそろえて未来つくりをするしかない。
どんなにいきがっても、ここからしか、まともな未来は生まれない。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。