中国の良心の疼き。11月13日(土)東京で皆神塾です。

1) 流出ビデオの中国側の反応。 そこには、良心の「疼き」が。
11月5日。 
YOUTUBEに尖閣ビデオが流出し、中国側でも、露出するようになりました。
それを見た中国人の反応で、第二番目に支持に多かったものが以下です。
見事な名文です。 清末の文豪・魯迅を思わせます。21世紀の『呐喊』 です。
相当、深く、強く、中国の人の心、そして、魂を震わせています。
 (2ちゃんからの転載ですが、訳文は少しいじりました。)
 矿工不断死去,我们没有为他们呐喊,因为我们不用下矿井;
 农民工被欠薪,我们没有为他们呐喊,因为我们没有被欠薪;
 贫困儿童失学,我们没有为他们呐喊,因为我们自己的孩子还有书读;
 穷人看不起病,我们没有为他们呐喊,因为我们还付得起医药费;
 农民土地被强制征收,我们没有为他们呐喊,因为我们不需要种地;
 等到哪一天不幸降临我们头上,谁为我们呐喊?
 不要问丧钟为谁而鸣,丧钟就是为我们而鸣! (欢迎转载,顶贴光荣)
(訳文)
 鉱山労働者が絶えず死んでいっても、我達は彼らのために、声をあげない。
  それは、私達が鉱山に入る必要がないから。
 出稼ぎ労働者が未払い給料がばかりでも、我達は彼らのために声をあげない。
  それは、私達には給料未払いがないから。
 貧しい児童が勉学の機会を失っても、我達は彼らのために声をあげない。
  それは、私達の子供には勉学の機会があるから。
 貧乏人が医療診察を受けることができなくても、私達は彼らのために声をあげない。
  それは、私達がまだ医薬費を払えるから。
 農民の土地が強制徴収されても、私達は彼らのために声をあげない。
  それは、私達が耕作する必要がないから。
 いつの日か不幸が我達の上に降りてきても、誰が私達のために声をあげるのか?
  弔いの鐘は誰のためだけに鳴るか、聞かないでください。
  弔いの鐘は私達のために鳴ることになる! 
  (この書き込みの転載を歓迎します) 
ちなみに、
 一番、支持が多かったのがこっち( 政府発表を信じていたので、予想通り)。
 小船怎敢撞大船?鱼船怎敢撞军舰?
 日本两艘兵舰夹我鱼船致双方舰船受伤,怎么说是我鱼船撞伤它?
 退一万步讲,即便是我鱼船撞它,也是在我领海内,为了抗击
 侵略又在遭到两舰夹击欲致我于死地的情况下,为了自卫求生的正常行为!
 该船长的行为是爱国的!面对强敌和危险,宁死不屈的行为理应称道颂杨和表彰。
 遗憾的是,我国媒体却没报道。
(訳文)
 小船がどうして故意に大きい船に衝突するんだ?
 漁船がどうして故意に軍艦に衝突するんだ?
 日本の二艘の軍艦は我々(中国)の漁船を挟んで傷つけたんだ。
 どうして漁船が傷つけたと言えるんだ?
 百歩譲り、漁船が体当たりしたとしても、
 それは中国領海内であり、侵略攻撃に抵抗したためであり、
 二隻の船に遭遇し挟まれた困難な状況下で 生きるため己を守る正常な行為.
 船長の行為は愛国的だ。
強い敵と危険に直面して、死んでも屈服しない行為は当然称賛してたたえるべき。
残念なのは、我が国のメディアが報道していないこと。
 まあ、中国では政府発表で、日本の海保船が挟んだ、と伝えられていました。
2)  皆神塾。 
  で、 私たちは、これからを考え、そして、未来を作り出しましょう。
 本日6日は、日本でまた、民主党政権にと中国政府対する抗議デモがあるようです。
 私は、今回、上記に紹介した、21世紀の『呐喊』 が、出たことで、
 中国が平和的に変わりだす、希望を感じています。
 1週間後、13日(土)、 東京本郷で、  皆神塾を行います。
 
テーマは、既に、設定しましたが、 この、ビデオ流出にともなって、
 東アジアがどう変わっていくか、 検討したいとおもいます。
  どうも、中国国内の良識と知性のある良心派、
  さらに、東アジア共同体を作ろうとする、華僑、それに、王族たちの、
  極めて、巧妙な意志が見えてきます。
 また、おって、連絡しますが、
 パソコンが不調なので、 13日の案内は、これが最後になるかもしれません。
 お問い合わせは、
  皆神塾は、 13日(土)、午後2時から~5時まで。
  場所は、 東京外国語大学 本郷サテライトオフィス(いつものところ)。
   (最寄り駅は、地下鉄本郷三丁目、あるいは、JR四谷。 『壱岐坂上交差点』)
  連絡先は、
  株K2O 03-5807ー1395、  090-5804-5078
PS:
 京都で親しくしていた、中山大納言(本名、中山光司。通称、朝雲)がなくなった、
 と訃報が届きました。どうも、10月末に桂の自宅で息を引き取っていたようです。
 また一人、大先輩の友人が亡くなりました。
 「日本建国史」が見せられなかったことが、悔やまれます。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。