中国がアメリカを挑発してるぞ。国際関係も水面下で大変だ。

韓国の中央日報が伝える内容です。
 中国共産党の機関紙である、人民日報が、
「米国よ、(中国が繁栄する大国として登場することに)本当に準備できているのか」 
 と 挑発している。
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【中国】中国共産党の機関紙、人民日報「米国よ、本当に準備できているのか」と
 挑発的質問[07/30]   東京ロマンチカφ ★:2010/07/30(金) 13:26:51 ID:???
中国共産党機関紙である人民日報が米国に向けて挑発的な質問を投げかけた。
新聞は29日「鐘の音」というコーナーを通じ、
「中国が大国として国際舞台に登場するのに米国は準備できているのか」と聞いた。
「鐘の音」は国際問題に対して人民日報の主張を正面から扱うコーナーだ。
 新聞はこの文で、「米国政府の要人たちが何回も中国が繁栄する大国として登場すること
を歓迎すると言ったが、最近、韓米連合軍事訓練、南シナ海について米国の行動を見れば、
「米国は本当に準備できているのか質問を投げざるを得ない」と述べた。
 昨年11月、オバマ米国大統領が初の中国訪問を控え、「中国が世界の舞台でもう少し大
きな役割をすることを歓迎し、米国は中国を抑制しない」とした言葉を狙ったのだ。 
人民日報は「(米国)覇権は慣性的なものだから挑戦を受ければ何か緊張を造成しようとする」
とし、「そうしているうちに逆に自分がけがをすることもある」と皮肉った。
続いて「米国が中国の浮上を受け入れる方法を見つけられなければ世界が、特に東アジアが
不安定になる」と警告し「米中関係の未来は米国が自ら衝動を抑制できるかにかかっている」
と主張した。

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この記事が何を指しているか、本ブログをずっとロムしてきた人は察しが着くでしょう。
特に、 「逆に、自分がけがをすることもある」 とは、何を 言っているのか?
アメリカのネオコン残党とイスラエルの右派が、今年に入り、どうしてもイランを攻める
口実を造りたく、そのために、北朝鮮・中国をつかって、大きなプロットを建てて、それを
実行し、大失敗に終わったのが、韓国の哨戒艦の沈没事件。
ハノイのARF(アセアン地域フォーラム)では、北に全ての責任を押し付ける韓国とアメリカ。
それに追従する日本に対し、中国が、必死で、北朝鮮を庇いました。
「米中関係の未来は米国が自ら衝動を抑制できるかにかかっている」 とは、
よく言ったものです。
「中国の浮上を受け入れる方法を見つけろ」って、いっていますが、
自分のこともわきまえず、本当に、ツラの皮が厚い。
あれだけ、行儀が悪く、自然を汚し、環境を壊しまくり、モノを大切にせず、やらずぶったぐり、
そして、偽札横行、さらに、汚職天国のすさんだコネ社会が、そのまま、世界に拡大されるのは、
地球上にすむ人類68億人のうち、中国共産党幹部とそれにつるんで儲けた2億人を除いて、
すべての人間が、大反対でしょう。「おれさま主義」のままでは、世界中で嫌われるのみならず、
中国製品の不買運動や、中国人の排斥運動は、すぐに、連鎖して拡大していきますよ。
中国自身が、信頼を得るには、国内で、公正な裁判を進めるのみならず、
大躍進・文革・天安門・チベットでの、あやまりを、きちんと、認めることが重要です。
 アメリカに巣食うネオコンや海賊(アヘン商人)の末裔に向っては、大いに突っ張ってもらい
たいですが、自分の国が、今のままでは《世界の迷惑》のままであり、とてもではないですが、
《世界の希望》になりえていないことを、どうか、冷静に自覚してほしい。
そして、日本に来て、よく学んでほしい。
 あと、イスラエル処分については、一緒に、話しましょう。
アメリカのネオコンに対し、もっとも影響が強いのは、ここだから。
PS: 一つだけ、ほめてあげましょう。
 東シナ海の天然ガス問題。中国の採掘点は、明らかな中国の領海内です。
 これは日本側の主張がおかしかったが、冷静に共同開発談義に入りましたね。
 この件は、中国が隠れて進めたのが問題視された。今後は、国境付近のタッチーな
 ところは、事前に相談をしておけば、あとはビジネスライクで、投資比率の問題。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。