これは姑息すぎるぞ、菅政権。政策もないまま庇いあう、仲良しホームルームか。

民主党のドタバタも、ついにここまで来ていたのか。
この菅政権で、参議院選挙の特定の候補者を、いきなり、慣例を破って官房長官待遇で
持ち出していたとは。こんなことに、ただでさえ足りない知恵をつかうとは。あきれた。
《現代ビジネス》から転載します。  http://gendai.ismedia.jp/articles/-/782 
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<永田町ディープスロート>
  選挙対策ばかりの民主党 ・・・ 今度は「福山官房長官」
 首相官邸では、通常、午前中に官房長官の定例記者会見が行われる。菅政権では仙谷由人
長官の役目だ。
 ただ6月21日の会見は、異例のものとなった。仙谷氏の代わりに、なぜか突然、福山哲郎
官房副長官が会見を行ったのだ。
 福山氏は今回、改選を迎える参議院議員で、京都選挙区選出の48歳。松下政経塾、京都大学
大学院などを経て政界に進出したエリートで、前政権では外務副大臣を務めていた。
 この福山氏の会見がなぜ異例かと言えば、「代理会見は衆院選出の副長官が行うのが慣例」
(全国紙政治部記者)とされており、本来は古川元久副長官の仕事。 なのにこの日は、参議院
議員の福山氏が、栄えある官邸のスポークスマンの役目を与えられたのである。
 この代理会見に対し、民主党の一部からは、「露骨な身内びいき」と、批判の声が上がっている。
「福山氏は同じ京都を地盤とする前原誠司国交相のグループ所属ですが、小沢前幹事長が京都
選挙区にガールズの河上満栄前衆院議員を第二の候補として立てたため、『共倒れになる』と、
危機が伝えられていました。
そのため仙谷氏ら反小沢派が、福山氏だけを官邸ぐるみでバックアップしているのではないか・・・
と不満の声が上がっているのです」(民主党中堅議員)
 会見の模様は民主党のホームページにさっそくアップされており、確かに有権者向けには格好の
アピール材料だ。他の議員から「えこひいきだ」という不満の声が上がるのも、無理からぬことかも
しれない。
 だが、この騒動の背景は、「もっと根深い」(別の民主党中堅議員)という。
「福山氏の対抗馬の河上氏は選挙準備のため、まだ衆議院議員だった4~5月に、1日しか本会議に
出席しなかったことが判明して大問題になりました。
野党からは『歳費ドロボー』と批判されましたが、そもそも情報を流したのは福山氏サイドでは
ないのか・・・という疑心暗鬼が党内に広がったのです。あり得ない話ですが、そんな怪情報が乱れ
飛ぶくらい、党内の亀裂は深刻なのです」(同)
 参院選に勝っても負けても、民主党政権の今後は波乱含みになりそうだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・転載 終わり・・・・・・
自民党政治を止めさせることを旗印に、政権をとること、金バッチをつけることが目的で、
この国を本気になって、よくしよう、そのために、この国の権限の根拠と枠組み、そして、
国民経済がおかれている実態を、きちんと腰を据えて考えることがなかったのでしょうね。
 菅政権にせよ、民主党の政権は、労組に支えられたホームルーム内閣なんですね。
それだけに、衆議院の307議席という、手にしたオモチャは、手放さないでしょうね。
ただ、これで、国民の「お上」に対する依存体質は、依存したくても、とてもできなくなり、
結果として、払拭されていきます。
 これは、神のはからい ですね。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。