日本が東アジア監視衛星をもった。アメリカ情報操作の終わり。

 先日の書き込みです。
「今回は、 「東アジア共同体」。
 さあ、どんな形なるかです。 
      
   ・・・・ 以下略 ・・・・。
 そして、日本は、孤立化の道を、進んだのです。
 大東亜共栄圏は、そのときに、うまれたものです。
 今回は、どうなるのでしょう。
 問題は、 < 北朝鮮 >。
 ここを、中国と、きちんと、一致した戦略で進められるかどうかです。」
 ここに書いたように、戦後は、<北朝鮮>が、 東アジアの鬼っこでした。
 特に、1990年に、ソ連がなくなって以来、アメリカは、この北朝鮮情報を、
 捻じ曲げて、日本に伝えて、日本国民をいいように、指導してきました。
 それに、使われたのが、野球バカを育ててきた読売グループ、 そして、現実を
 笑って肝心な問題を見なくさせた「ひょうきん族」のフジサンケイグループでした。
 そして、軍事費がほしい、防衛族の人間は、独自で情報を集めたり、海外との信頼を
 深めることもせず、アメリカ情報を鵜呑みにして自らの利権を作り上げるのに、汲々と
 してきました。
 そうした状況に、北朝鮮側も憤りながらも、それに付き合って、
 自分の存在意義を示す、ゲームが、続いていました。
 それが、核ミサイルや、核実験です。
 この辺は、 これまで、本欄で伝えてきました。
 さて、11月28日午後、京都で、ジャパネスク研究会をしたのですが、
 昼ごろ、名古屋から京都駅に向かう新幹線の中で、画期的なニュースを
 知りました。
 日本の監視衛星「光学3号機」を乗せたH2Aの発射が成功したというものです。
 これによって、東アジア、中でも、北朝鮮とその周辺の実際の現状を、
 数十センチの精度で、私たちがつかめるようになるのです。
 (実際は、もっと、詳しく、10センチ単位で、分かるでしょう)
 これまで監査衛星は、何度も打ち上げても、監査活動には失敗していました。
 裏に、なにが、あったのか、 は、 もう、分かりますね。
 これで私たち日本人は、北朝鮮の状況を正しく知ることができるので、彼らを、
 モンスター国家 として、イメージつくりすることができなくなります。
 やっと、 マトリックスが、一つ、晴れるのです。
 しかし、 これは、序の口です。
 まだまだ、スカイネットが残っています。
 これは、現場を、自分のリスクで、自分で、作るという
 決意と、実践がないと、 解けません。
 2013年に向かって、一斉に、動き出しています。
 国に、何でも、カネくれ、と言い続ける、幼稚さでは、
 未来は、開けません。
 
 以下は、毎日ニュースから。
<< H2A:打ち上げ成功 北朝鮮監視の「偵察衛星」搭載 >>
 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は28日午前10時21分、政府の
情報収集衛星「光学3号機」を搭載したH2Aロケット16号機を、鹿児島県・種子島
宇宙センターから打ち上げた。約20分後、衛星を無事分離し、予定軌道への投入
を確認。打ち上げは成功した。
 H2Aの打ち上げは7号機以降、10機連続の成功となった。
 情報収集衛星は北朝鮮などの軍事関連施設の監視が主目的の事実上の「偵察衛星」。
光学衛星と夜間や雲がかかっても監視できるレーダー衛星の1組2基で情報収集する。
光学3号機は設計寿命(約5年)を過ぎた光学1号機の代替衛星。安全保障上の理由
から詳細な能力は公表されていないが、地上の物体の識別能力が、これまでの1メートル
から数十センチに向上している。
 打ち上げ費用は約94億円。光学3号機の研究開発費用は総額約487億円という。
 政府は、天候などに左右されず地球上のどの地点でも1日1回は撮影できる「2組4基」
態勢での運用を目指している。 03年11月にH2A6号機の打ち上げに失敗し1組2基を
失ったが、06年9月に光学2号機、07年2月にレーダー2号機の打ち上げに成功。
 これにより「2組4基」態勢が確立。だが同3月にレーダー1号機でトラブルが発生、
現在は「2組3基」の変則態勢で運用している。
 政府はこうした事態を解消するためレーダー3号機を11年度に打ち上げる予定で、成功
すれば「2組4基」態勢を回復できる。【川島紘一】

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。