チェニジアのテロ。安倍が総理でいる限り、地球上の日本人がテロ対象のままだ。

  2月10日以後、リビアまで、ISISが「進出」していたから、隣国のチェニジアもすぐに、ISISがはびこる。

こうした想像はできなかったのかな。 旅行者のみなさんは。それにしても、痛ましい。

ISISは、とにかく、FRBと米ドルを存続させる事を狙って、地上に戦争を起こしたい連中が裏で仕掛けている。

(今回の事件の直前の17日に、キッシンジャーと習近平が、会っていたのが気になります。このとき、日本のことを、どうするか、も話されたでしょう。 以下は、共同のニュース。両者は「こんな日が来るとは・・・」とも言っていたようです。中国の習近平国家主席は17日、北京の人民大会堂でキッシンジャー元米国務長官と会談した。習氏は9月の訪米を念頭に、米中が「相互理解を深め、意見の異なる問題は建設的にコントロールしなければならない」と述べ、米中関係の発展に期待を示した。新華社電が伝えた。1970年代の米中国交正常化交渉に尽力したキッシンジャー氏は「米中関係は全世界の平和に関わる重要な2国間関係だ」と応じた。(共同)

安倍は後藤さんが「殺された」後、2月1日に、「日本人には、指一本触れさせない」といっていたが、

 もう、さっそく、だめになった。

本来、テロにあわない最善の策とは、相手に、日本人に対する敵意や殺意を起こさせないこと。これが基本。

しかし、安倍は、このとき、すすんで日本人を、ISISからのテロの対象にした。

ここまでは、確定事実だ。

で、次はどうなるか、といえば、戦争屋の論理なら、あえて事件をおこさせて、軍を派遣する、となるのだが、

さて、このチェニジアの事件をきっかけに、日本の自衛隊の派兵が、さらに急展開で拡大するのかどうか?

これは、アメリカの戦争屋がやってきたアラモ砦から始まる伝統的手法です。

もし、今の安倍内閣が、完全に、アメリカを追い出された戦争屋に乗っ取られているようなら、チェニジアのテロ事件を、事前に知っていたはずです。 しかも、それを警告することもなく、かえって、事件が起きるのを待っていたなら、これは、犯罪です。   

 人間世界に格差が広がり、不満分子が増えれば、

 カネと武器と旗(大義)され、あれば、どこでも、組織暴力団が生まれる。

そこに、武器を売りたい連中は、世界中にいる。アメリカ、フランス、ロシア、イギリス、中国、そして、日本。

表の国際政治では、国家間の戦争はどんどん鎮められる方向だが、テロの芽が世界中に広がって、どこの国の人間でも対象になり、しかも、無差別になっている。その上、「偽旗」が横行する。

これまで日本人だけは平和国家の住民として、国際政治で「一目おかれる存在」に位置づけられていたのに。

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ところで、今朝7時のNHKニュースでは、 日本も、アジアインフラ投資銀行(AIIB)に加わるべき、とする意見が、政府内部や経済界から出ていると、紹介していました。

そこで、私の勝手な推理です。 戦争屋 と 王族会議が、またまた、裏で取引したかも。

テロを起こさせない代わりに、FRBの存在と米ドル資産の価値を延命させる。戦争屋の手先となっている日本にも、アジアインフラ投資銀行に加わらせ、東アジア地域を開発すること(この名目で、新規に、資金を流す)。

 日本は中国とは戦争しないこと。 尖閣については、日本・中国双方に、領有権の主張を放棄させること。

「梅」グループ(ブルネイ・シンガポール・ハワイ)なら、このくらい、やるでしょう。

今、この「梅」の意を受けていると思われる日本の政治家は、福田康夫 鳩山由紀夫 二階俊博。

日本と中国にいる、時代遅れ国粋主義人間(これまでアメリカの戦争屋に煽られてきた)を、どうやって押さえ込むか? 安倍・麻生は、ナチスを真似て、これまで日本のメディアを押さえてきたが、これが変わるか?

ちなみに、習近平は、今上陛下とも会っているし、 それを手引きしたのは小沢一郎に近い人物。

昨年11月9日北京APECで習がいやいやながらも安倍と握手した裏に、小沢の一言があった、という説がある。

 習は共産党の一党独裁支配が壊れてでも、今の中国を立て直したいと、考えているのではないか?

そして、同じく、今の官僚支配を壊してでも、日本をイノチの次元で再生させたいと、陛下は考えているでしょう。

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今回のチェニジアのテロでは、日本人の犠牲は、死者が3人。痛ましい限りです。

で、さらに、考えます。

 これが、もし、今回、惨殺でなく、拉致誘拐であったのなら、どうなっていたのか? 

「偽旗」もあるし、下手人がわからないまま、 世界のどこに、閉じ込められるのかもわからない。

自衛隊や外務省・内調だけでは、どうしようもない。

結果として、世界の治安当局が、テロの前に、一体化せざるを得ないのだが、

そのとき、国家単位(外交関係)では、 まさに、世界中と等距離で、友好関係になっていなければならない。

しかし、それが、今の安倍内閣で、果たして、可能か?

安倍の裏にいるのは、一体誰なのか? その人物は、やっぱり、戦争屋に乗っ取られているのか?

それとも、キッシンジャーが習と会談した結果、日本に入り込んでいた戦争屋自体も変化して、日本も変わらざる得なくなった?  

自国の放射能問題すら、まともに(正確に)話せない人間を、世界は、きちんと話をするだろうか?

 メリケルの忠告を無視した日本政府に、このテロは、逃れられない大きな課題を、突きつけている。

 皆さん、巻き込まれないように。 こんなばかげた政治の犠牲にならないように。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。