自給圏ネットワークつくりに乗り出してください。

こんにちは。 京都・津幡ともに、大変熱心な参加者が集まり、盛り上がりました。

ただ、私自身は京都のあと体調を壊してしまい、翌日の津幡では、いつもよりも抑えた声での講演になりました。

そして、昨日は富山から高速バスで長野にもどり、そこで、またお客様を迎えました。本音で話せる人と出会うことは、うれしいことです。

1) さて、年末です。

12月19日でしたか政府が首都直下型地震に備えよ、と言い出しました。マグニチュード7で、想定される死者が2万人。1週間分の水と食料の備蓄をするようにとして、これは地上波のテレビでも言い出しました。専門家の中には、地震(被災)の規模が小さすぎるというものもいました。

 実際、どの程度の地震がいつ来るかわかりません。私に12月の初めに警告を伝えた人間は、いまでも警戒を怠らないようにと言っています。 今日も、また別のところから、より近い地震の警告がありました。

今日は、クリスマスイブです。 そして昨日が、天皇の誕生日でした。

日本の天皇を世界の天皇にする。 こう考える野心家が、日本版軍産複合体の中にいます。それも、戦前と同じ考えの次元で。

アメリカの戦争屋が抑え込まれたので、アメリカのCIAの機能を、今度は、自分たちが主導する型で使いたい、とも考えているのでしょう。そのために、特定秘密保護法案とNSC。早速、韓国に、銃弾供給の実績つくり。

やることが強引で、早すぎます。

私は、暴力を本質とする「国家権力」とは全く関係ない次元で、日本(国)をも超越して、地上にイノチを咲き合わせる中心核となる象徴に、日本の天皇をバージョンアップさせたい、と願っているものですが、今の日本の進む方向には、強く違和感を感じます。

イノチという点からすると、とにかく、日本列島の放射能被曝、そして福島の現状については、あまりに、隠蔽と軽視、そして、おかしな資金のバラマキが多いからです。当然、この3年間、日本政府を見続けた各国大使館は、今の日本の現状をよく知っています。

 以下は、今中哲二氏の『福島で何が起きているのか』という題目で講演の紹介です。

http://www.asyura2.com/13/genpatu35/msg/419.html

http://www.janjanblog.com/archives/106100

 この放射線被害に加えて、日本は地震列島なのです。各国大使館が、その日に備えているのは事実です。(ただ、先日のブログの元記事は、2011年のものでした。少し拙速の内容でした。)

来年のことを考えると、どうしても、非常事態のことに、触れざるを得ません。

私は、日中間で本格戦闘がおきるような事態は、まずないと思いますが、緊張は、さらに高まり、安倍政権のままだと、政府は志願者を急募するような動きを始める可能性もありうると考えます。

これまでの統治システムを維持するのに、「軍事緊張」ほど、わかりやすいものはなく、そこで失業も吸収できると考えるのが、古いやり方だからです。

しかし、その一方、今の日本では、これまでの統治システムを壊す作用を持つのが、放射能です。

そして、この中間にあるのが、地震です。完全に首都機能を壊滅的に破壊する巨大地震が起きると、もはや、これまでの統治システムは成り立ちませんが、その点、マグニチュード7程度くらいなら、まだ機能を維持できると、計算しているのではないか、と思えるのです。

で、ここからは、私の予想です。

来年2月に、都知事選挙がありますが、ここでは、前回よりも、放射能被曝の実情が、選挙活動の中で、明確に認識されるのではないか。そして、その選挙結果がどうであれ(ここに不正選挙がまたまたあるかもしれませんが)、日本全体で、自分の身を守ることに、より真剣にならざるを得ない事態であることが徹底されます。

 ごく普通の人でも、もはや、流通業者も、政府も、全く信じることができなくなってくると言うことです。

2)自分が口にするものは、一体、誰の手によって作られ、運ばれ、加工されてきたものなのか?

 この真実を本気になって調べ、安全なものを、各自が確保することに乗り出すしかない状況になると思います。

 特に、子供や青少年のいる家庭は、当然です。

 きちんと、備えているものと、備えていないもの。 当然、いろいろな意味で、「現実」は、違ってきます。

 私たちは、本来なら、すべて自分で備えるべきですが、それもできませんから、せめて、自分で、生産現場の人間と繋がって、自給圏ネットワークを作って、今から備えるしかない。

 そして、万が一の時、自分が退避出来る場所を提供してくれる友人を、なるべく多くつくっておきたい。

イノチをまもる行動とは、起こり得る「最悪」に備えて、生き残る確率を高める選択を、日々心がけることです。

原発マフィアと日本版軍産複合体が作り出す「大本営発表」は、本当にきれいです。それを信じるのも自由です。

でも、この「大本営発表」を冷ややかに見ている英知がいることも、知っておいてください。彼らは、戦争による悲惨な人口削減は、やめさせようと一致しましたが、自分で真実を探そうとせず、これまでどおりの制度に依存したがる人間(羊)については、 本来の、人間の能力の発現を、自ら放棄したものとみなすでしょう。

「311」以来、私たちは、それまで以前よりも、生命力維持の点で厳しい環境にいることを忘れてはなりません。見えない毒が、人間の認識力、思考力、洞察力、を弱めている。それが、自分自身にも、降りかかっている。私は、自分自身についても、こう考えています。(今年は、友人知人で鬼籍に入ったものが多すぎます)。

PS:来年、何とか実現したいもの。

首都圏その他に、(背広や制服を脱いで)ジャージーでくつろげる、空間をつくりたい。空気清浄機に、いい伏流水、安全無農薬の野菜の漬け物、雑炊。名刺や肩書きでなく、愛称で呼び合って、今のそれぞれの思いを聞きあう。こんな場所。ピラミッド型の類型を一切、感じさせず、同じイノチとして誰もが向かい合える場所。それだけ。 

 

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。