台湾は今どこにいる?南沙問題はどう解決?FRBとAIIBの調整役?梅の出番だ。

  こんにちは。

 9月末の米中首脳会談で表明したとおり、アメリカは南沙問題に関与し、10月26日の「航行の自由作戦」を敢行しました。「かけ声」は勇ましかったのですが、実際に送ったのは、丸腰のイージス艦「ラッセン」でした。これを受けて、NEWSWEEKなどユダヤ系のメディアは、南沙で米中が緊迫と、一斉に大報道しました。

 3日、日中韓の首脳会談で、「歴史直視」で合意した後、7日に、シンガポールで中台トップ会談があると表明され、、 その直後、11月4日には、クアラルンプールでは拡大ASEAN国防相会議が開かれました。

ここにアメリカも参加した。予定されていた共同声明草案には、「航行飛行の自由の重要性」や「国際法に基づく海上航路のコミュニケーションの重要性」が盛り込まれていましたが、中国側がこの内容を拒否。南沙は歴史的に自国領だとの主張です。

 その直後、7日、台湾と中国との69年ぶりの握手となりました。

この事態を、どう見るか?

 結論から言えば、まったく、アメリカの「プレゼンス」が全くなくなっていることです。ただ単に、姿を見せる「アピアレンス」はありましたが。  よくよく見たら、南沙の埋め立てにアメリカ企業もいるとの話も。

 で、このとき、これまで戦後、アメリカが武器を送ってきた台湾(中華民国)はどうなったのか? 7日、シンガポールで習近平と馬英久は握手し、「一つの中国」を確認したが、これは、けっして、台湾が北京に飲み込まれるのものではなく、対等の統治体と認め合ったものでした。このロジックを広げますと、南沙についても、ある意味では、台湾の統治体が、北京が設定した領有権の、その半分をもつことになったといえることになります。

これまで、中国の領海侵犯に猛反発していた、フィリピン、ヴェトナムですが、一対一で、中国と渡り合うときには、彼等は、経済的利益の問題から北京のペースになります。

 日本では、メディアが米中間の緊張を喧伝するのですが、岸田外相が、領有権の法的根拠が固まるまで、日本は動けない、といいます。

当然のことなのですが、これは、日本の海上自衛隊が、もはや、戦争屋のいうとおりに動けなくなった、と公式に表明したものです。戦争屋自体にも、それを実現させる力がありません。

 北京政府は、1971年の国連加盟のとき以来、ずっと「一つの中国」をいい、そこには自国領として、台湾島も南沙諸島も含まれ、台湾の実態を、国民党による違法占領状態としてきたのです。それが、この7日からは、台湾島を「違法占拠」していた統治体を、公式に自らと対等同格にしたわけで、「一つの中国」の政治的権利の半分を、台湾側が確保したことになります。

 これは、中国共産党は、領土ではメンツを保ちましたが、中華民族の総指揮権の内実では、大幅な譲歩といえます。

 そうなると、今後は、どうなるのか? 簡単に言うと、尖閣も南沙も、平和にするか緊張させるか、は、台湾が主導権を握ったと言えるのではないでしょうか? ここに、沖縄が、どう関わるか、注目点です。

 今回はっきりしたこと・・・ もはや、アメリカの神通力が完全に無くなった。

 この意味は、本当に大きく、重い。 

国家は、暴力装置であり、権力の発振源です。戦後世界では、この暴力装置に、世界基軸通貨の発行権が一体だったのがアメリカでした。 いっぽう、 巨大人口の中国は、領土で譲る姿勢を見せると、すぐに分裂の危機になってしまいますが、メンツさえ保てれば、中身は、夫々の地域で、うまくやれ。 これが、中国人の融通無碍のところです。 

 日本の場合は、宗主国アメリカに神通力がない、とわかった上で、何をすべきかです。特に、尖閣と、沖縄。 

2013年2月8日、中華民国(台湾)外交部が発表した、「釣魚台(尖閣)争いにおいて中国大陸と合作しない我が国の立場」では、 法的論拠の違い、の指摘に加え、「中国大陸が、わが国が統治権を有することを認めていない」と、交渉の足場すら無いとしていたのが、今、足場はすでに盤石で、一体化に向けて話し合いに入ったのです。

北京が中華民国の台北にも統治権を認めたことは、台湾は、もはや、アメリカの軍事的後ろ盾が不要になったこと意味します。 こうなれば、あとは、厳しい国境争いにこだわるよりも、交流による成果つくりが 活発になります。この動きは、もう、止まりません。

 プーチンのISIS戦争屋退治に合わせて、見事に、「梅」が動いていました。

ただ、戦争屋はiシリアのsis問題で完全に鼻を明かされたプーチンに対し、どこまでも嫌がらせを繰り返します。ロシアのオリンピック選手にドーピング疑惑。これは、イスラエルを爆撃しないでくれ、との嘆願でもあるのでしょう。

 覇権を失う形勢になって、戦争屋とその犬たちは、ほんとうに、なんでも、してしまう。

その戦争屋の子分だった戦後日本の国家権力も、生き残るために、なんでもする。それが、年金博打に、被曝被害無視、さらに、安全宣言なのです。 もう、めちゃくちゃ。

 国家は、それ自体を存続させようと、「恐怖」や「外敵」を創りだし、領域内の人間を、自分が存続するためのエネルギーや捨て駒(食い物)にします。 それ故に、主権者である私達の厳しい監視が必要なのですが、未熟で無自覚な個人は、すぐに、国家の宣伝に乗せられ、国家が指し示す敵を攻撃をしてしまいます。

 今、日本列島にある、私達の最大の敵は何でしょうか?  

 今朝7時のNHK ニュースは、アメリカに倣って、自衛隊の戦闘機に女性パイロットを登用する方針を決めた、と伝えました。これが「人気取り」になると、安倍ッチは考えているのです。

 こんな事態ですが、「ホ」に気をつけながら、大局は、天が決めるとして、大楽観で生きるしかありません。

 いい未来の現実を創るために、 まず、自分の周りからですね。 生き抜かいないと。

 そして、子どもたちに、いい現実を残さない と。

 

 

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