運命の6月。13日金曜の朝、デビッドの息子が墜落死。翌日、安倍が出雲大社に日帰り参拝。

◎W杯が始まる直前の10日、イラクで、スンニー派を語るテロ組織アルカイダが無差別攻撃を開始。バグダッドに向けて攻勢をかけた。

この事態に、イランのザリーフ外相は11日、イラクのゼバリ外相と電話会談を行い、スンニ派の過激派グループに対抗することで連携を確認し、支援を申し出た

さらに、 国連の安全保障理事会は12日、緊急の非公式の会合を開いた。          

そして、14日の土曜日、アメリカのヘーゲル国防長官が、アラビア海で行動中の空母「ジョージ・HW・ブッシュ」をペルシャ湾に展開させると表明した。

さて、W杯が始まったばかりの週末はこのように世界はあわただしく動き、しかも、日本では強引な集団的自衛権論議が起こっていたのですが、ここで見逃せない事件が起きました。

◎それは12日(木)に、デビッド・ロックフェラーの99歳の誕生日を祝った次男で医師のリチャード・ロックフェラーが翌朝13日朝8時すぎ、自家用機で、ニューヨーク郊外から自宅のあるメーン州まで帰ろうとしたところ、霧のなかで操縦を誤り、墜落死してしまった。 

 この事件についてNYタイムスは、「ロックフェラー家は、リチャードは殺されたと言っている」と伝えています。

◎このことが関係しているのかどうか、日本では14日朝一で、安倍総理は、出雲大社に向いました

 時差が13時間あるので、飛行機事故がおきたのは日本時間で13日夜21時過ぎであり、たぶん、夜22時には安倍総理の耳にも入っていたはずです。(もし入っていなければ、国家指導者として、終わっています)。

 さて、それから9時間後に安倍はJALに載ることになるのですが、果たしてこれが、最初から予定されていたことなのかどうか?

 出雲大社には、この秋に皇族の高円宮家からお嫁入りがすることが正式に決まったばかりでした。安倍総理は、出雲大社で何を祈ったのでしょう。 

「私は戦争なんかしません。平和をために自衛隊を動かします。 徹底抗戦するよりも、民のイノチを思って《国譲り》をした、大国主の大神様の精神を引き継ぎます」  

とでも誓ってくれたのならいいのですが。 そうであるなら、戦争屋CIAからの離脱宣言になります。

◎この日、安倍総理は日帰りで出雲大社から戻ると、母親と弟の三人で、赤坂で高級中華料理を食べました。ちょうと、その夕刻、高円寺で開かれたニッポン文明研究所の講演会では、日本の新しい形を話す人間で、大盛り上がりだったそうです。 日本の宗教界(神社界)に、今年の秋から、変化が出てきます。 

 放射能汚染の現実を深刻に認めない限り、この国には、成長どころか、名誉もないし、ただただ国民が死んでいくのみ。それは、高待遇が保証されている官公庁の役人であっても、大企業のエリート社員であっても同じです。

本来、人間社会の「道具」である、国家という公益「法人」と、大企業というの営利「法人」の骨組みだけが生き残っていって、生身の人間がどんどん病んで死んでいき、山野が荒廃したままで放り出されるままなら、出雲の大神様は、喜ぶはずはありません。

もし、放射能の実情を明確化したとき(日本の地上波テレビで問題の深刻さを公言したとき)、今後、日本の経済、特に株式はどうなるか、この実情を知りたいと、今、アメリカ側は真剣に調べています。

以下は、参考までに、14日の首相の動静。 そして、NYタイムズの記事の抜粋。

【午前】
 7時14分、羽田空港。41分、日本航空1663便で同空港発。
 8時45分、出雲空港着。
 9時11分、島根県出雲市の産業廃棄物処理業「大福工業」の斐川リサイクルセンター。工場内を視察。青木一彦自民党参院議員、溝口善兵衛同県知事、長岡秀人同市長同行。
   55分、同市の県立古代出雲歴史博物館。「地域おこし協力隊」と意見交換。
10時28分、同市の出雲大社。参拝。50分、同市のそば店「平和そば」。青木氏らと食事。
【午後】
 0時48分、鳥取県伯耆町のビール製造業「久米桜麦酒」。視察。
 自民党の赤沢亮正衆院議員、舞立昇治参院議員、平井伸治同県知事、森安保同町長同行。
 2時、同県境港市の県立夢みなとタワー。「みなとまち商店街」を視察。中村勝治同市長同行。41分、報道各社のインタビュー。
 3時2分、米子空港。
 4時12分、スカイマーク224便で同空港発。
 5時11分、羽田空港着。
   56分、東京・赤坂の中国料理店「Turandot臥龍居」。母洋子さん、岸外務副大臣ら親族と食事。
 9時48分、東京・富ケ谷の自宅。

  http://www.asahi.com/articles/ASG6G5KGCG6GUTFK00N.html 

 Dr. Richard Rockefeller, son of the billionaire and prominent philanthropist David Rockefeller, was killed Friday morning when the small plane he was piloting crashes shortly after takeoff, according to a spokesman for the family.

Dr. Rockefeller, 65, was the only person on board the plane, which the authorities identified as a Piper Meridian single-engine turboprop. The cause of the crash was not immediately clear.
Dr. Rockefeller took off from Westchester County Airport at 8:08 a.m., departing from Runway 16 into dense fog and steady rain. Less than 10 minutes later, the Federal Aviation Administration notified airport officials that it could not reach the pilot.

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。