3月30日、新雪10cm。明日、中野雛市。3日は諏訪で御柱。

1) こんにちは。
 今朝は、白銀の世界です。積雪10CM.
 ここ中野は、まだまだ桜は遠いですね。
 信州中野では、明日から、お雛市です。
 素朴な土人形(土雛)を求めて、近隣から多くの人が来ます。
 あと、今週末には、諏訪で御柱が始まります。
 まず、上社で、3日が木落とし です。 
 雪は、空気をきれいにしますから、歓迎です。
 10CMくらいだと、大した雪片づけにもなりません。
 今日は、空が晴れてきれいなので、雪見風呂にでもいきましょう。
2) 原稿を書いていて、
 人類史的な影響を考えたとき、6000年前のシリウス・ショックは、
 人間の脳に影響を与えましたが、
 ある人間の生き方で、人類史を大きく変えた例が、いくつかあります。
その一つは、アケメスネ朝ペルシャを滅ぼしたアレクサンダーです。
 この人物の情熱が、世界地図を塗り替えました。 
 民族融合をめざすヘレニズムが、秦の始皇帝を生み出しています。
さらに、イエスの生き様を、ローマ人が、かってに神にしたてあげたこと。
  
あと、ジンギスカンがモンゴル帝国を築くと、ユーラシア大陸が一大交易圏になり、
その中で、アルタイ山脈の風土病のペストが、ヨーロッパに広がったこと。
それまで、「原罪」を言い立て免罪符によって、農民からさんざんカネを巻き上げていた、
バチカン(カトリック)は、 ペストの猛威で、この世の終わりを思い浮かべる民衆に、
神(イエス)の救いによる「希望」を見せるために、聖書の物語を目に見える美術にして、
世に出すことを始めます。
その隠れた使命を実行したのが、フィレンツェの薬屋のメディチ家でした。
「民衆を救いたい」と心から真剣に願うと、どうも、そこに、天意が込められるようです。
バチカンの権威復活という思惑が出発でも、ミケランジェロやダビンチ、ラファエロといった、
本当に魂を揺さぶる芸術が、私たちの目の前に出現するのですから、世の中、面白い。
メデイチ家は、周辺の国々が、この美術に刺激を受けて、自国の工芸品や織物に、
多くの意匠や技を取り込んだ製品をつくると、その売買でさらに利益を上げ、
15世紀の新大陸行きのスポンサーになり、金銀財宝を持ち帰ります。
これが、今、大英博物館にあります。
さらに、イングランド銀行を乗っ取る知略を持つ、ロスチャイルド家になりました。
バチカン財産の運用係りだったのみならず、明治期には、密かに日本天皇家の
財産運用も勤めました。
 日露戦争前、高橋是清が発行した公債を引き受けたのは、あまりに有名です。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。