21日(土)京都遊子庵で、有志の忘年会。22日(日)は津幡で『兆しの会』

こんにちは。

その1) 猪瀬知事が辞任しました。2020年の東京オリンピック開催に影響がないといいますが、どうでしょう。

 徳州会と親しい石原慎太郎は、安倍総理とあってから、猪瀬に引導を渡しました。石原自身は、安倍に協力することで、自分に、火の粉が回らないようにしたのでしょう。これで、予定通り、オリンピックの準備に入るつもりのようですが、「放射能汚染」と「地震」という、大問題が待ち受けています。

すでに本欄で紹介しましたが、首都圏の子供たちの免疫力が急速に下がっています。残念なことですが、福島第一に近ければ、よりこの事態が顕著になっていると推察されます。すでに、「311」から1000日が過ぎてしまいました。この間に、どれだけ、放射性物質を取り込んでしまったか、これが、大問題でした。

 放射能被曝と健康についてチェルノブイリを実際に調べた医師に、松本市長の菅谷氏がいます。今、市内の学校と宿舎に福島の子供たちくを受け入れる、《松本こども留学事業》を立ち上げました。 http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3471.html

 松本側は、受け入れの準備はしたが、誰がそこに参加するかは、本人(その親)側の意志によります。この1000日間、福島県と国は、被曝住民を移転をさせるのではなく、すべて帰還させ、現地を復興するという判断をしてきたのですが、ようやく、この方針を緩めたのです。今からでも遅くはありません。とにかく、いまだに、福島第一は放射能を放出し続けているのです。しかし、今の政府は、東京電力を会社として存続させ、しかも、原発を「ベース電源にする」との政府方針を出してしまいました。

 こんなので、いいのか? もちろん、いいはずはない。 しかし、それを、安倍の言う「国家観」に囚われている人間(原発マフィアと日本版軍産複合体)は、イノチよりも、マネーを優先しているのです。

その2)  さて、今週末、土曜は、京都の仲間たちと、忘年会です。 日曜は、津幡で「兆しの会」です。

 今の現状で、どうすべきか? どうしたら、まともな未来が開けるか、きちんと考えようとする人間が、私は好きです。

 21日の遊子庵は、そうした仲間を募ります。午後3時スタートです。私の状況解説をベースにして、3時間ぐらい意見交換しましょう。 そして、夕刻の6時半からは、一緒に、鍋を囲みましょう。

 今年は、人類史的には、アクエリアスの始まりですから、人類全体に、「浄化の流れ」が襲っています。その上で、各国の国家権力と、人類の科学技術、各人間の情報シェアを考える必要があります。

 今、安倍内閣は、このまま、放射能の被曝を無視したまま、いつまで、暴走するのか?

私は、これには、次の3つのステージが考えられます。(この問題意識の元は、どうも、世界の王族たちの考えとして、満州にイスラエルを復活する計画があるとするもので、今の、東アジアの現状から、そこまでに、どのように動いていくのか、という視点です。日本では被曝被害は、来年3月からは4年目になりより重篤になります。また、中国では今、あまりの格差の大きさに、毛沢東主義に戻ろうとする動きも地方の貧困層から始まり、大きなうねりになりそうです。 ここに、北朝鮮と韓国が絡みます。)

 で、3つのステージですが、

第一ステージが、集団的自衛権の確立。沖縄基地の再整備。

第二ステージが、 朝鮮半島の統一

第三ステージが、中国の4分割(チベット、新疆、満州、それ以外) が考えられます。

 今は、この第一の段階で、ほぼできたといっていいのかもしれません。

では、これから、その次のステージにどう入るのか?ここで、北朝鮮のナンバー2が処分されました。

  半島統一には、どんな画策が必要か?北と南が戦闘状態になり、日本が集団的自衛権に基づいて米軍とともに参戦し、ここで、最終的に北側と、休戦協定を結び、統一国家へと導く。

 そのころ中国国内では、朝鮮半島での戦闘から北京を守るために、東北地方(満州)が軍の管轄下になり、共産党のなかでも独自に動き出す。それと同時に、各地で紛争が勃発。これに対し、新疆やチベットには手が回らなくなる。

 こんな事態が予想されるのですが、ここで問題です。 果たして、この第二ステージの先まで、今の日本の体制が持つのかどうかです。

 来年2月の前半に、ソチオリンピックがあります。そのころには、新しい都知事も決まっているでしょう。そして、国会では来年度予算も審議が始まるでしょう。 このとき、日中関係は、どうなっているでしょう。 日本の経済界は東南アジアとインドに大きくシフトしますが、このとき、北朝鮮は、日本に対してではなく、中国に対して、独立の様相を強めているのではないでしょうか。

 そのとき、日本では何がおきているか? 放射能は、4年目からは、より顕著に病状が現われます。そして、巨大地震の恐れがあります。 

 本来なら、オリンピックに浮かれるのではなく、西日本や北海道に、地道に、生存のための拠点(特に学童の保護地、安全な食糧基地)を創る事を国家目標にしなければならないはずなのですが、・・・。

 今のマネー中心の日本の国家運営を、いつ、終わりにするのか?その判断を誰がするのか?

これは、もはや、日本の「奥の院」による意志ではなく、どうも、王族会議や李氏の判断になるではないか? そして、その「マネー中心」の日本の国家運営が終焉するときとは、その手段は、何になるのか? 

日中の尖閣をめぐる緊張は、日本版軍産複合体にとって、「マネー中心」体制の強化にすぎません。よって、本当にそれをおわりにするとは、日本経済が完全に止まる非常事態がおきるときになります。 地震がその引き金になることは間違いありません。では、それは、一体、いつか? その日(Xデー)に備えて、在日米軍などは、十分に備えているはずですが、そうした事態は、日本だけでおきるのか。半島や大陸では、別次元の事件がおきるのか? 

 こうした中、今、日本は、「反ディクロージャー」の真っ只中。  

 さあ、有志のみなさん、集まりましょう。そして、本音で話しましょう。 

  21日 午後3時。 信州リンゴを持ち込んで、待っています。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。