「100人の内、90人に嫌われても、10人に支持されるのなら」、彼らと共に、未来に向けて、賢く逞しく、生き抜いていく。

難しい時代になりました。
自分が構成員のひとりである人間社会の成り立ちとその仕組み、
主権者であるはずの国家の始まりと性質・権力構造について、
きちんと考えない、知ろうともしない。
まして、未来のことを、自分から創り出せるものとも考えない。
いろんな人がいます。

持続可能な生き方。悲劇を生まない生き方。
これらは、一人では実現できません。
一定の人口が、同じビジョンを共有し、その意義と意味を体現する主体だと自覚し、行動を始めるときに、新しい生き方は、社会的にも、実現が可能になります。

変革期は、これまでの関係性の継続を願う人の方が、最初は多いでしょう。
どこかで、何か新しい生き方をする集団が現れて、最初は毛嫌いされていても、徐々に、そこから、新しい時代にあった生き方(人間関係、組織論、権限、教育、社会正義など)を見つけるものが現れて、最初は、恐る恐る、そして、次第に関心をもつものが段階的に増えていき、ある時を境に、一気に、既存の社会の組織の側が、それを取り入れていく。

今、世界は、まだら模様です。
これは、国家権力との距離、経済効率との密接度、文化感動の濃淡、新規交流の好き嫌い。生存に関わる危機意識の強弱。
さらに、人の集積で見れば、都市と僻地。大型店と伝統地場商店街。一般化(陳腐)とマニア化(専門)。

ただ、誰もに共通しているのは、情報伝達の手段が、多岐にわたり、距離を克服していることです。
もちろん、その中では、リアルの真実情報もありますが、すぐ横には、既得権を持つ国家権力や商業資本側からの「遮断」と「詐欺インチキ」があります。

人は何を求め、何を信じ、何に向って行動するでしょう。

真心。信頼しあえるもの。
いずれ、個体生命としての「寿命」は、誰でも終わりを迎えます。
自分の人生だけで、それで、全てを終わりにするか?
それでもいいが、巻き添えを出すのは、ダメだ。
人間として生まれた可能性を何も試さないまま、判ったつもりになって、全てを諦めるのも、ダメだ。

しっかり、毎日を生きていて、しかも、永遠に生き続ける「何か(思い・形・技・伝説)」を、この地球上に残せたらいい。

掲題「100人の内、90人に嫌われても、10人から支持されれば」
というのは、芸人「江頭2:50」の言葉。江頭は、このあとに、
「その10名の為に手抜きせずに精いっぱい芸をする」。

腹の座り方が、凄い。その「覚悟」を、私は敬服します。

今、いつ、このヘンテコ・ウィルス・ルーレットに中るか判らない。
でもまあ、人殺しのための、召集令状「赤紙」が来るわけではない。

悔いなく生きよう。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。