村田光平先生から重大メールです:福島汚染水(海洋放出の代替案)

以下、転送します。
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皆様

本2月20日、経済産業省エネルギー庁の土屋博史原子力発電所事故収束対応室長を江口工博士とともに往訪し、同博士より別添資料の海洋放出の代替案につき説明を行いました。
先方からは田中克直企画官及び伊藤純一係長も同席し約一時間15分に亘り、掘り下げた意見交換が行われました。

日鉄鉱業の八茎鉱山の坑道に一定期間汚染水を移すことについては高熱汚染水(処理水)の浸透を防ぐシーリングの設置の可否が決め手となること、デブリ位を含め汚染物の永久貯蔵問題については今後とも連絡を取り合って検討を進めて行くことに付き意見の一致が見られました。

私からはコロナヴィールス問題、東京五輪問題などを抱える日本が海洋放出に踏み切れば対日批判の炎上は避けられなくなることを強調して海洋放出代替案の検討をお願いいたしました。

本日の会合は内外から注目されておりますが、経産省側の上述のような誠意ある対応は高く評価されると思われます。

村田光平
(元駐スイス大使)
 

Sent: Tuesday, February 11, 2020 1:46 PM
Subject: 福島汚染水(海洋放出の代替案)

皆様

福島汚染水問題を主管する経産省の原発事故終息室長が工藤匠博士から海洋放出の代替案につき2月20日に直接説明を受けることとなりました(私も同席)。
これは本件の帰趨に重大な関心を寄せる向きから歓迎される進展と思われます。
東京五輪と新型肺炎を結びつけた対日批判の動きが懸念される状況のもとでの海洋放出は問題外と信じます。
引き続き皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。

 村田光平
(元駐スイス大使)

Sent: Tuesday, February 04, 2020 5:19 PM

皆様

100万トンを超える福島汚染水の海洋放出の動きは海外でも危機感をもって報じられ出しております。

その弊害を認識していたからこそ これまで1000をこえるタンクに入れて海洋放出を避けてきたのですから、この期の及んでの方針転換は弊害対策の放棄を意味するものであり、
内外からの無責任・不道徳のそしりを免れません。なんとしても代案が求められます。

「地下水放射能汚染と地震」(オークラ出版)の著者であり、地下開発の世界的権威である旧知のエ口工博士から本日、下記の連絡をいただきました。

1.現場の地盤は脆弱であり、4号機からの燃料棒取り出しの際にはタワークレーンの地下に200本ものアンカーを打ち込む必要があったほどである。地震によりタンクが将棋倒しになる事態が深刻に懸念される。
2.現場から数キロのところに日鉄鉱業の八茎鉱山(福島県いわき市四倉町に位置するスカルン鉱床)の坑道は広大であり、ここに一定期間汚染水を移すことを提案したいと考えている。

この問題を主管するのは経済産業大臣ですので早急に経済産業省として江口博士の提案を検討するよう同大臣にお願いする所存です。
皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。

 村田光平
(元駐スイス大使)

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。