大陸と台湾の対立の真因は何?煽っているのは誰?京都の宇治が「利他」の聖地と知れば、誰もが仲良し。ゆえ&ゆきの宇治見聞録 第4回「月のものがたり」

米中対立は今、トランプとバイデンの大統領選挙に関わる事案になりました。
DSによる北京政府の軍事政策を止めさせるために、アメリカは台湾を軍事支援し、
さらに、北京側が主張する南シナ海領有権を否定する、外交処理に入っています。

日本の菅総理は今日はインドネシアですね。

この問題は、実は世界人類の通貨問題での、米ドルと人民元の通貨対立に、
日本はどう関わるのか、という深いテーマと直結しています。

こうした国家主権がぶつかり合う外交(覇権形成)とは別次元で、
今、日本は、中国語圏である大陸と台湾に、和解融合を促す作用をします。
戦後、アメリカの属国状態になった日本を、軍事的独立まで秘かに画策して
いたのが中曽根さんでしたが、17日、党と政府による合同葬儀になりました。

今回は、5世紀の初め、列島での支配権を懸けた決戦が始まる直前に、戦乱での
民の苦しみを思って、自ら命を絶った人物の最後の舞台が、お茶で有名な宇治
だったことを、再度、紹介します。

宇治のネット放送「うじテレビ」で、「中秋の月」を中台の留学生が話します。
https://www.youtube.com/embed/f_jxs3D9yWc

このTV番組プロデユーサーの森田氏は、今、急速に体力回復中とか。

大和絵にある「川の波間に遊ぶ兎」の図柄は、
応神天皇(ホムダワケ)の末子、莵道雅郎子(ウジノワキノイラツコ)
の実際にあった物語を、意匠化したものです。

「日出る処」のウマヤド時代から、平等院が建てられる平安時代の貴族まで、
兄オオサザキ(仁徳)との本格戦争を避けて、自ら自害した弟のウジノワキは、
民衆を戦乱から救い、その魂は月に上っていったと語られ、永遠の命を得ました。
これはインドのジャータカ説話の兎と重ね合わせ、語られ続けられているのです。

今回、月餅にまつわる中国の民話も紹介されています。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。