大阪皆神塾に大飯原発を止めた樋口さん登場など驚きの連続。今朝は山形で地震!どんなに眼くらまししても事実は変わらず、安倍政権は失格以下。明治にできた一極集中の権力も解体が不可避。

こんにちは。
少し時間が空いてしまいました。16日日曜日、そして、17日月曜日と、私には、大変重大な日が続きました。
まず、日曜日の皆神塾です。この日は、驚きが二つありました。
一つは、前日に私の写真を、服部順治さんがあげていたことです。
しかも、どこから見つけたのか、あのイカヅチさんと並べて。これは、困った。
イカヅチさんは生前は、自分の写真は絶対にネットに出さないように、きつく情報コントロールしていたはずですが、確かに本人の写真です。これは、同氏の没後、大阪の事務所にそのまま入った方が生前に撮っていた秘蔵写真をあげたようです。並べられるとは、あまりに、恐れ多い。
私は、天皇を創った一族でも、天才発明家でも、まして、司法に影響力を持つ天下の闇将軍でもありません。フラン語もできないし。ただ、日本(国)の起源や日本文化の本質を明らかにしたいだけの男です。

で、当日、会場の難波神社に入ると、そこに、あの、大飯原発の差し止め判決をだした、樋口英明さんが奥様に連れられて来たではないですか?これは、いい意味で、大興奮です。日本列島の中でも指折りの良心の塊のご夫婦です。 お二人からは、ご著書『原発に挑んだ裁判官』朝日文庫と、小冊子『いのちを大切にする社会をつくる~原発訴訟と裁判官の責任』を頂きました。
そのとき、村田光平先生の住所を教えてほしい、と言われましたので、その場で村田先生に電話し、樋口さんにスマホを渡しました。いいご縁をつがげることができ、まあ、これだけでも晴れがましい気分でした。

こうして、頭がホットになっているときに服部順治さんが登場です。初めて顔を合わせました。私との共通点は父親が正義感の強い警察官だったことです。お住まいが徳島とのことなので、邪馬台国徳島説の解明を兼ねて、いつかお邪魔して、彼のネット配信室で、顔を出したいと思いました。
この3名にあったせいか、私の講演は、いつになく早口になってしまいました。後半は少し落ち着きましたが。

そして、本来、来るはずだった白頭山ツアーの稲葉さんが来ていなかったので、「どうしたの?」と電話。二次会に駆け込んできました。そのとき、彼の胸には菊の形をしたバッチがあった。菊の中に、変わった形があり、これ、何のバッチ?と聞くと、ある皇室関係の方から頂いたとのことでした。
 今、白頭山は噴火のうわさがありますが、この山は地球中で、もっとも強く、北極星の響きと同調する場所です。地下に分厚い鉱物の層。山頂には湖がある。これがいいのでしょう。地球上にある白山神界(マッキンリー、白山、モンブラン、キリマンジャロ、白頭山など)の中でも、もっとも磁場の強い場所です。ここが今、人類文明の大転換の最後のクロスポントになっているのです。現在では、関空から吉林省の延吉まで直行便があり、その日のうちに、すぐ麓の村まで行けるそうです。彼が組んだ旅程では、8月6日が出発日となっていました。豆満江を回り、帰国は10日となっています。

二次会では映画『シリウス』の製作者ステーブン・グリア博士の日本での代理人サリバンさんの関係者がきてトークショー案内をしました。まあ、とにかく、新しい時代の始まりを体感する日になりました。

翌日は、朝から神戸に行って神戸平和研究所の聖書専門家、杣さんと歓談。この日は満月、ストロベリームーンの日でした。ここでも、仰天です。
 杣さんとは3年半ぶりです。前回は一緒に中国河南省に行き、洛陽や開封を案内しました。杣さんはこの3年間に、エジプトやエチオピアなどを回り、一体何をしたかというと、聖書に書かれている内容が、実は、ゾロアスターやエジプトの宗教の教えを取り込んでいることを、博物館の展示品を詳細に確かめて、見事に系統的に解明したことです。特に私が驚いたのは、キリスト教の一派コプト教がエジプトの伝統宗教をそっくり取り込んでいること、さらに中国では,漢の劉邦が「燔祭(はんさい)…holocaust をしている図画を杣さんが見つけたことでした。
秦の始皇帝が始めた儀式を引き継いでいるのが、劉邦の漢ですので、やはり、中国大陸にも、孔子の時代か、あるいは、秦の恵文王の時代には、この風習が伝わっていたのでしょう。
 因みにウキペデイアにこうあります。燔祭・・・旧約聖書『レビ記』でモーセが定めた供犠の1つ。供物を必要とし,雄牛,羊,やぎ,はと (この場合は,雄,雌を問わない) のみが用いられた。その目的は神の崇敬と賛美,神への感謝,祈願,贖罪の4つに大別され,供物が供壇で焼尽され,神のみに捧げられ,供犠中最も高貴なものとされた。

イエスの登場はだいたい、漢が王莽に簒奪された時代に当ります。イエスは少年時、よくアレクサンドリアに通い、アレキサンダーの足跡と北インドでの悔悟の意味をよく研究していました。その悔悟の地が、ガンダーラ(GAND HARA ギリシャ人の悟り)の地名の由来です。
イエスの存在を「三位一体」の救世主だ、とするのは325年にニケーア公会議で決められ、イエスの誕生から「昇天」までの物語(新約)はまず392年にギリシャ語でまとめられ、395年にはアレキサンドリア図書館が焼かれ多くの外伝が消された。このとき、ヒエロニムスがベツレヘムの洞窟でヘブライ語の旧約も合わせて、ラテン語に翻訳作業を進めており、405年にラテン聖書「ウルガタ」が完成した。これが布教の基本になった。ローマのバチカンが力を持ち出すのは、495年にゲラシウス一世が、自分こそが唯一のイエス・キリストの代理人といい始めてからです。
 しかし、ここでも、杣さんは発見します。もともとのウルガタに、「龍(ドラゴン)」に関する記載があったのが、それが中世になって、ここがげっそり落とされ、外伝に回されていると。しかも、中世のヨーロッパの教会では各神父は、この「ウルガタ」をきちんと読むこともせず、「三位一体のイエス・キリストの唯一の代理人である、ローマ法王の、さらに代理人」として、免罪符をつかって集金するだけでなく、婚姻、とくに初夜権に関するルールを好き放題に決め、それに逆らうと、ペイガン(異端者)といって次々に火あぶりにした。特に若い女性たちが、理不尽な指令に抵抗すると、いつも「魔女」認定され、焼かれたのです。これが約1000年間続いたヨーロッパでした。
そこから、宗教改革が起き、キリスト教社会は聖書の解釈の違いによって、多くの対立を産みますが、本来、イエスが言ったそのエッセンスは、「神に対する愛」と、「隣人への愛」の二つだとして、杣さんは多くの宗教の融和を求めます。ここには、仏教も、イスラムも、日本の神道も同じ列に加われるはずと。彼の、神戸平和研究所は、今年で10年ですが、見事に華が開いたようです。
 私が日本語の「得る」は、ヘブライ語の「エル(神)」から来ているのではというと、大いに頷き、喜んでくれました。
 今年はイスラエルのシャハン教授の案内で、バチカンでも講演をすることが決定した、とのこと。杣さんはすでに東欧の大学から、博士号の学位をとっており、ハーバードやオックスフォードでも聖書の起源となる宗教、そして聖書の分化する経路について論を張り、「元は一つ」として、全ての宗教者が世界平和の先兵になることを求めるよう行動を起こすとのこと。見事としか言いようがありません。
7月13日午前に、万座のホテルで平和研究所とその関係者の集会で成果を発表されるとのことで、私はそこに行くことにしました。万座へは、我が家から志賀高原を越えればすぐですから。

 あと、別件です。
6月30日(日)午後1時に長野の大町市で前川喜平さんの後援会があります。こちらにも参加します。今、前川さんは、実名で、ツイッターに登場しています。トランプと同じく、直接、個々人に本音を投げかけるには、ツイッターが一番ですね。
それから、最新のEriさん情報では、マイケル・フリンがトランプの二期目には副大統領候補になると。これは、いよいよ、アメリカ内部でのDS撲滅がおわりに近づいたことを意味します。
で、日本は、どうか? 安倍のおこちゃまの「お使い」のイラン外遊のあと、「年金問題」。そして、新潟北部・山形で地震。
 もう、先が見えていますね。安倍政権。さらに、自民党も?特に、清話会?以下には、よく整理されたブログがあります。内容の正誤,当否はご自身で判断するとしていただくとして、一応、眼を通してください。なにか臭ってくるものがありますね。
https://rakusen.exblog.jp/28140501/
とりあえず、ここまで。

講演会に参加しませんか?

講演会(皆神塾)を毎月開催しております。時事問題から、歴史、経済、宗教等々様々な分野についてお話します。
Youtubeやブログで新井を知ったという初めての方でも大歓迎です。最新の講演会については下記バナーよりお申し込みください。


ぬなとショップおすすめ商品

『瓊音倶楽部』『皆神塾』のご案内

何のために、私たちはこの世に存在するのか?
この問いは、6000年前に文明が始まった時から続いています。
瓊音倶楽部では、この問いに対して、人体(機能)と心(魂)からなる「人間」を見つめます。
人類は、文明を生み出しましたが、それによって生きている人間の喜びが、つぶされては意味がありません。
どんなに喜び、生きるのか?私たちは、皆さんと一緒になって考えていきます。(注)「瓊音」とは、全てのイノチのヒビキのことです。

『皆神塾』:文明アナリスト・新井信介を中心に、隔月で開催する勉強会です。時事問題から、歴史、経済、宗教等々様々な分野の問題を解き明かしていきます。

(注)『皆神塾』は隔月で開催しており、講演内容はDVDに収録して販売しております。
詳細については「瓊音ショップ」をご覧ください。

『瓊音倶楽部』:会員制(有料)で、毎月1回情報誌をお届けしています。
「皆神塾」や「ブログ」などでは、お伝えできないようなオフレコ情を含めて、「明確で強いメッセージ」を会員限定でお届けしています。

また、月次でレポートをお届けするだけではなく、様々な特典がございます。詳細については、以下の「瓊音倶楽部のご案内」(PDFファイル)をご覧ください。
》瓊音倶楽部のご案内(PDFファイル)

「皆神塾」「瓊音倶楽部」についてご興味のある方、ご不明な点がございましたら、下記問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
》お問い合わせ

この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。