国民を舐め切って、鈍感極まりない日本の上層。自分自身が「反社会勢力」であることに気がつかない。天罰は必ず来るぞ。

昨日、年末年始はオトナシク過ごそう、との指令が出たのかも、と書きました。
でも、判りません。「天意」は、今、どこにあって、どうでるか?
備えるに越したことはありません。今回NHKが東京直下地震を、7日間にわたって特集したことは、実は、「旧約聖書の天地創造に従った、黙示的意味がある」ということを、覚者から聞かされました。
https://tabispain.com/oldtestament-creation/

解散総選挙前に、首都圏破壊という事態になると、今の「反社」の安倍政権が、その収拾にあたることになり、これは、私たちには、絶望的な悲劇になります。

菅官房長が突然言い出した高級ホテル50軒建設は、財投のカネだといいます。
そんなことより、今は「暖と飽」を、誰でもどの家庭でも、それが困窮者なら、隈なく届けることを、国家の最優先課題にすべきですが、これが、官邸にいると判らないのでしょう。
一世帯当たり、毎月、一か月に生きるに必要な、水道・光熱費・ガス代・電気代の最低限度を国家が保証する。その基準を超えた部分は、自己負担にする。
食事についても、生産地と消費者の最寄りの自治体(町内会)で連携し、そこに運送会社に規格外のものをどんどん送ってもらい、それを地域(町内会)ごとのNPOが調理し、提供する。このときの運送費を国家が補填する。
今の日本には、子ども食堂に「大人」が食べにくる事態もあり、それもできない人は、自宅で水も電気も止まって、誰にも気づかれないまま、餓死・凍死・自殺する中高年まで出ているのです。
まず、こういう問題を解決する道(方策)を作ったうえで、その次に、高級ホテルだと思いませか?

菅さん、毎日、何をみて、誰と話して、何のために国家権力をふるっているのでしょうか?
安倍さんの尻ぬぐいの姿は、もう、政権そのものが「反社」であることが、国民に分かってしまった。しかし、それでも、日本の検察は動かない。
で、その中で、高級ホテル。
どうもトランプのお友達(支持者)に、ラスベガスからマカオに行ったカジノ・ホテルの経営者がいて、それが、マカオに中国からの締め付けがきつくなってきているので、日本に本拠を移したい、との話が出ていた。
菅は、それならば、と、お友達であるゼネコンを喜ばすためとして、この際、財投を大判振舞いしちゃえ、となったのかも。

で、全国の地方におしゃれな高級ホテルを造るとなると、あの竹下内閣で始まったリゾート法時代のゴルフ開発と同じように、「地上げができる」とほくそ笑む人間も多いでしょう。
今の世界のホテル業界では、その主流は、ホテルを建設・所有するのではなく、運営委託をうけた経営権を、海外の投資ファンドが買います。
国内事情を言えば、地方の観光地での「地上げ」と、ゼネコンにカネを落としたい。これだけでしょうね。これなら、自民の幹事長の二階さんでも分る。

一方、世界の金融事情はどうなのでしょう。
11月に入ってからソフトバンクが赤字を発表。孫正義さん、すでに配下には1000社を超える企業があります。これら企業の経営を、みんな、きちんと見ているのかどうか?
ソフトバンクが2006年から集め出したファンドは、今はビジョンファンドと言われ、総額で100兆円を世界中から引っ張れるほどになりましたが、はて、こうしたマネーをきちんと生かす、企業価値を、どの企業にも生み出せるのでしょうか?
その実態は、ファンド側から言われるままに欧米企業を買収して、マネーを元の株主たちに分け与えているだけじゃないのか? それゆえに今では、もし、きちんと企業価値を生み出せなければ、つっこんだマネーが消えていくように、彼の存在自体もどこかに「消えちゃうかも」という人もいます。
別の意見では、「孫正義」なる「集金と投資をする機関」は、まだまだ人類社会では、有効であり、かつ必要で、それは令和になって、これまでの操縦者=「人形遣い」が、別の人に替わるのじゃないか、という見方をする人もいる。
忘れてはいけないのは、アリババの起業に際し、その元銭を出したのが孫正義だったこと。この会社は今、ジャックマーがどんどん経営から遠ざかり、共産党の指導が強まっている。
孫さんは、今秋、韓国のLINEと日本のYAHOOを経営統合させる方針を出した。
あと、本人は最初は気づかなかったかもしれないが、どうも、例の選挙票の「読み取り」する「ムサシ」なる会社にまで、ソフトバンクの孫会社は出資しているという。
 日本の選挙はどうなるか? どうも、その「読み取り」が、2012年年末の衆議院選挙、すなわち、安倍晋三の復活に大いに活躍した。これまでは、SBが、世界中で企業買収を進め、いけいけどんどんのときに、日本で、政権を拡大し、権力を強烈に掌握し出したのは、誰だったか?
それに対し、この11月から、少し整理しようぜ、となったのが、もしかしたら、背後に変化が出ているかもしれませんね。
 私は令和の即位礼で、ブルネイとスウェーデンの二人の国王が、席次で1番、2番だったことが気にかかります。
前者が、金融ワンワールドを創り出した核心の家系。そして、後者は、人類の科学的知見の発展に関するシンボル的存在と見ることができます。
 
トランプは、NATOのカネがないというし。日本にも、沖縄の駐留経費をもっと出せ、というし。
でも、日本は、今どうなのだ。もし、安倍政権の終焉を見越して、反グローバリズムで、反アメリカ(米ドル)での、アジア人大同盟が日韓中を基礎にまとまり出したのかもしれません。

・・・・・・・・・・・・・・・

村田先生からまた、メールです。
今度は、西尾正道さんの記事です。

皆様

原発絡みの問題は
東京五輪も含め倫理・道徳の問題として捉えております。
安全神話が崩壊しながら再稼働を認めることは無責任・不道徳です。

しかも原発の安全に責任がないとする原子力規制委員会に
再稼働を容認する権限を与えるお粗末さは恥ずべきことです。
不道徳の永続を許さない歴史の法則、天地の摂理の表面化を
待つのみです。

「天網恢恢疎にして漏らさず」」
の正しさを日本は世界に立証しております。

最強の権力の最大の敵は倫理・道徳です。
心ある国民の求める時代の変化は
そこまでやってきていると信じます。

別添の旧知の西尾正道北海道がんセンター名誉院長の見解は
がん患者の増加を防ぐために早急に取り組むべき重要課題
(内部被曝を無視するIAEA等国際機関、遺伝子組み換え食品
の世界一の普及振り、世界一緩い農薬の残留基準値等々)を
提起しております。

村田光平
(元駐スイス大使)

追伸 最近経済界出身の知人から下記の所感が寄せられました。

<論文「フクシマ事故と東京オリンピック 小出裕章
(元京都大学原子炉実験所助教)」 (投稿日:2018.10.10 |
カテゴリー:内部被ばくと健康被害, 資料)
を何度も読ませていただきました。感激するとともに
この国の「正論」に対する権力の恐ろしさを改めて痛感します。
小出氏が指摘するように、
オリンピックの招致を含めて今の政府の福島原発事故に対する対応は、
「危険、危機に正面から向き合わない、深刻な実態を国民から隠す。
人の命を大切 にしない~どころか、全く無視する。
事故を起こした責任者は一切責任を負わないで雲隠れする」構図。

これはあの大戦を引き起こした、その後始末とそっくり同じです。

本件貴メールは私の読書仲間約20名に転送。拡散させて
いただきました。ご了承下さい。>

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。