N国党をゲテモノと断ずる勿れ。Wたかしによる柵(シガラミ)拒否選挙の秘策。立花孝志が何票取るか?ここは明治以来の既得権との戦いの現場。その先に何があるか?

こんにちは。
26日、27日は、私の住む中野市では「信州中野オゴッソフェア」があります。 https://newscast.jp/news/706586
また、27日は、私が通った中野小学校がある中野市松川区の交流イベント「秋フェスタ」があります。
私自身も宇治から郷里の中野市に帰ってすでに10年になり、来年は地元の役員を引き受けることなりました。
 
普通の住民区から、国政まで、どのような自治・統治の仕組みになっているのか? しっかりと現実を見るつもりです。トップダウンではなく、ボトムアップです。

27日は参議院の埼玉県補選の投票日です。
NHKから国民を守る党 の立花孝志の動きは、国家権力の姿、構成の仕組みを、国民に教えるという意味で、極めて重要です。
特に、これまでの既存政党に見るような柵とは、無縁の政治をどう実現するか? 情報革命がおこりIT時代になり、YOUTUBEの出現で、立花氏はその効力をいかんなく使っています。
彼は自らが実体験したNHK内部の不正、それを糺そうとした自分に対する処分に対する不満から、政治行動を起こした。そして、選挙で勝つ、選挙で訴える、という手法で、国民に、NHKや既得権の問題点を認知させ、その突破方法がある、と教え、実践して見せようとしています。
 彼が、一番嫌っているのが、大組織の労働組合です。
国会議員を目指す以上、国家ビジョンをきちんと練り上げているかというと、それはありませんといい、自分は選挙に特化すると。

日本の場合、政治の枠組みで、過去からの延長ではなく、新規の統治構想と国家ビジョンを練り上げるのと、勝つための選挙、しかも、柵を打破する選挙を、一個人の中でやることは、ほんとうに難しい。
今回は、政治ジャーナリストの上杉たかし氏との、二人の「たかし」で、既得権打破のため選挙戦略をYOUTUBEで公開しています。https://www.youtube.com/watch?v=SOUjAmN2_f4&t=3s
立花氏は埼玉での一対一のこの選挙では負けるのは承知で、今は、党勢の拡大、すなわち、知名度の浸透と支持者の獲得の段階です。次期衆議院選挙では、立憲民主党の枝野党首に、ホリエモンを当てる選挙戦を考えています。

一方、今年の夏、参議院選挙で2議席をとった、れいわ新選組では、山本太郎、大西つねきの両氏が、それぞれ、地方遊説をしています。地方の選挙に候補者を立てる、という、選挙そのもので党勢を拡大させる手法はまだとっていません。
 令和時代に、日本を、どう創りかえるのか?
昨日、元総理の鳩山由紀夫氏が、「共和党」の結党を宣言しました。

私は、リアルの日本国民の生活の視点と、地球規模の国際情勢と自然環境の変化とを、両方意識した、仕組み作りが必要と考えています。

11月14日の大嘗祭あと、23,24日に行われる今年の白馬会議ですが、面白くなりそうです。まだ、参加枠が残っています。http://www.hakubakaigi.com/
ゲストスピーカーに金井利之氏が来ます。すでにご紹介した通り、この方は日本の行政学の第一人者で、今の国と地方の関係の見直しを進めています。
今回の白馬会議は元行政改革担当大臣の渡辺喜美氏の参加がほぼ決定し、特別スピーチの機会も設定されるようです。明治以来の国家会計の秘密と、それを変えようとしたときに本人が受けた抵抗の話も出てくるでしょう。
あと、れいわの大西つねきさんも、この会議に注目しているようで、もしかしたら、白馬会議に参加されるかもしれません。
「本気になって日本国を変える」「国家マネーの使い方を、マネーそのものの在り方まで含め全面見直しをする」。今ある「枠組み」を超えて、根本から組み替える真剣な議論をしたいと、各地の講演でも話していたようなので、白馬会議に参加されれば、十分にヘビーな意見交換ができるでしょう。

今、日本国の原発とフクシマの処理については、水面下では、原子力ムラとの激闘が始まっています。
これは国際社会、人類の行方とも直結します。我々が目先で目撃する事象としては、安倍政権では、菅原経済産業大臣が辞任したばかりです。

政治は、その本質が、これまでは「希少資源の権威的分配」でした。
特にエネルギーを、国家が独占するのか? 一企業(資本家)が独占するのか?
それとも、
いつでも、どこでも、誰でも、安価で(場合によっては無償で)、簡単に得れるようにするのか?

日本列島にある統治の権力体を、どの方向に、かじ取りするのか?
これは、実は、国家と、統治、特に個人の尊厳と創造性を、殺すか、活かすか、という意味で、きわめて重大な、運命的な問題なのです。

台風19号で、電気が使えなくなった武蔵小杉の47階建てのタワーマンションは、住民が1600名いました。
私が来年度、役員となる、中野市松川区がやはり、住民1600人。山地に囲まれた盆地で、農地を拓いた、扇状地の中ほどにある市街地の地域です。
台風19号が襲った後の、10月16日、信州中野ICのすぐ近くにある立ヶ花橋が通行止めになったのですが、市内最大の農産物直売場のオランチェには、いつもよりは客は3分の一まで減ったものの、なんとそこには、週刊誌『女性自身』の女性記者が男性カメラマンと一緒に取材に来ていました。
 なんでここを知ったかと訊くと、「口コミ」だといいます。
女性誌なので、ここらへんで、一番おしゃれな『サンクゼール』ワイナリーを知っているかというと、知りません。とにかく、オランチェの取材だけのために、寸断された高速道を乗り越えて来たと。彼女のたちは飯山駅を中心にした広域ビジョン『信越自然郷』を知らず、蕎麦にしても、戸隠蕎麦は知っているが、100%地元産蕎麦の須賀川そばを知らず、ただ隣町の小布施のことは知っている、といった程度でした。
 私はこのとき、オランチェはいよいよ小布施なみの全国区になった、と確信しました。その二日後、早朝8時前に行くと、すでに100名ほどの行列。浜松岐阜、新潟、横浜のナンバーのクルマがあります。
しかし、この人たちは、インターを降りて農産物を買っても、中野市内に入らない。
市内には、世界レベルの食品加工の店が何件もあるし、なにより、「故郷のふるさと」なのですが。

首都圏を襲った台風15号、19号、そして集中豪雨。関東圏からはこの地域に農産物の買いだしが増えるでしょう。
そして、地球規模で、「ニューノーマル」時代に入ったのが令和時代。
国土作り、産業のありかた、住民の生活環境(教育、福祉、医療、エネルギー、食糧、物流など)について、全ての見直しと新機軸の実践が必要です。
私は、自分が生まれた中野市から、「生存」と「喜び」を基準に考えます。ここは、縄文と弥生が融合した地で、日本で唯一、漢字で「倭(やまと)」と表記される地名があり、その中に柳沢遺跡があるのです。
そして、唱歌「故郷」のふるさと、なのです。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。