新型ウィルスに関する情報の訂正と注意。シリウスなど宇宙情報(リアル)と地上の人間世界(フェイクだらけ)の大本営情報。簡単な宗教用語だけで、人類転換点の「今」を語る勿れ。

こんにちは。
時代が難しい局面に入っており、私の情報の出し方も、さらに、慎重にならざる負えません。

①まず訂正です。
昨日、本欄に掲載した「神戸だいすき」紹介の、深圳の医師の情報です。本人は、武漢に向われたといいますが、この人の情報を無条件に、善意での正しい啓発と考えていいか気になります。特に「鼻水が出るならば新型コロンとは関係ない」…だから問題ない。心配しないでいい、とは、なりませんね。
体力の弱いもの(高齢者や持病持ち)はインフルエンザにかかりやすく、そこに新型コロナが入れば、病が重篤化しやすい。だから、油断は絶対にダメです。

②次に特効薬とされるアビカンについて。この薬がどんな特徴なのか?どうも体内に入りこんだウィルスを閉じ込め、他への侵入を防ぎ、その間、罹患した本人の自然治癒力によってウィルスを消滅させる機能を待つもののようです。
この薬を中国政府は藁をもつかむように国内生産し、それに伴って二月後半、この薬の製薬会社の株価は急上昇しました。しかし、この薬が人類史の悪魔との対決で、救世主となると考えるのは拙速です。
開発者が、武漢で新型ウィルスが撒かれるのを最初から知っていたグループの一員だった可能性もあります。

③「神戸だいすき」がまたまた私の話の聞きかじりで、テキトーに新井説を書いています。
 日本人全般に言える言えることですが、人類史全体の中で、知識の元、国家の起源、文明と文化の意味と発生の違いをきちんと考えたことがありません。教科書をそのまま覚えることが「学問」だと、考えるものが多いためです。日本国の教科書は現代にいたるも、あえて、列島での王権成立の事実を書きません。ボヤカしたまま煙に巻いています。
ですから、当然ながら、古事記と日本書紀の成立(表記)と、列島での王権にまつわる「事実」の展開を、自分で思考し探り当てる、という知的作業については、特殊な人以外、全くしていません。
記紀に「ハツクニシラス」が、なぜ二人いるのか、これだけでも多くのことが分かります。しかも、記紀が書かれたのは、いずれも大宝律令の成立後なのです。大陸では、始皇帝の時代から、唐の玄宗(楊貴妃)の時代まで、ずっと戦乱続きでした。この間、多くの人間が文明の利器や文化様式を持って列島に入り込みました。それを受け入れながらも、一つの政治政体を作り上げたのが、縄文からの列島人です。
長屋王の死後、奈良で東大寺ができるとき、ようやく、大陸の皇帝と、列島の天皇が並び立って、列島は完全に独立したと言えます。

さて、その上で、
古代イスラエルと中国大陸、そして日本列島のことです。この三つの地域に、いかにいして、王権と大王(帝王・天皇)が誕生したのか?個々の部族をまとめる「何か」の使命感と必然性、そして、それができる現実的力(政治力、政治的現実)があったためです。
4000年前、シュメール人アブラハムから始まったヘブライ人の物語は、古代イスラエル成立、そしてダビデ王の登場で一区切りでした。その後、BC922年に古代イスラエルが南北に分裂してからあとは、部族を一つにする、という王国再建の意志は、ユダ族の中に「ダビデ」の記憶とともに世界に広がります。
分裂直後、まだ北イスラエルがアッシリアに捕囚される前に、南ユダのユダ族の一派が東の天山を越えて中国大陸の甘粛に入って、秦という、小さな集落を形成しています。
その東南には、殷人が流れ込んで長江中流域で強国になった楚があり、ここと秦が対抗するようになるには、南ユダのバビロンの捕囚と、イラン人キュロス2世による解放(BC538 )、アレクサンダーによるアケメデス朝ペルシャの崩壊(BC333)といった事件での経験がありました。
 アレクサンダーの東への進軍に伴ったバビロンの将軍(司馬錯)がキルギスの天山を越えて、BS325に甘粛に着いて秦王に巴(四川省)を押さえよ、と進言した。秦王は四川の民と土地を得て兵站を充実させ(秦の郡邑。閬中(ろうちゅう)ができた)、楚に対抗できるようになった。この司馬錯の子孫が、司馬遷です。
秦はBC221に戦国を統一します。その秦の制度(国家の枠組み)を継承したのが、漢の劉邦です。劉邦はこのとき儒教を復活させています。
後漢時代、宦官の家に生まれた曹操(父が養子で曹家に入った)は実権を握りながらも、生涯、宰相のまま皇帝を名乗らず、漢の臣下の立場を貫きました。208年赤壁で劉備と孫権の連合軍に負けた後、司馬懿を引き立てたが、220年に死去。
曹操の三男の曹丕が魏をたて、その息子の曹叡のときの景初2年(238年)6月に日本列島から倭国の卑弥呼が「邪馬台国」を名乗って、朝鮮半島の帯方郡に使者を送った。このとき、遼東半島の襄平に、司馬懿の軍に追い込まれていたのが公孫淵で、この人物が司馬懿と曹叡に許されて(何かを託されて)極秘に列島に亡命した。しかも、公孫淵は後漢の献帝の実子だった。それが列島での実在ハツクニシラスになった。
これが、新井説が言い出した最も肝心なところです。
この事実を隠す工作は、唐の太宗李世民が行った。それが梁書にある「景初3年」の表記。
大化改新の後の列島の政権で、曹操の子孫である、高向玄理と僧旻が「国の博士」になった。両名は、608年に隋に送られた仏教研修生8名の中にいた人物。しかも、曹操の子孫は、応神時代に列島に入っていた。ゆえに「國の博士」とは、列島での「ハツクニシラス」誕生の真相を知っている人物でした。

秦始皇帝 長男の扶蘇(史書では自殺)の実子が子嬰→玉璽を劉邦に渡す。 
 末子の胡亥が第二代に。その子孫は…武威からイリ地方に行って弓月君を名乗った。ここから功満王が出る。その息子の融通王が20万人を引き連れて列島に移民。その子孫が赤穂に定着した秦河勝        
      
漢;劉邦が始皇帝の帝国(枠組み)を引き継ぐ。易姓革命。
  劉徹 BC110に泰山封禅。衛氏朝鮮を滅ぼす。列島への影響大。 
  劉秀 AD56に泰山封禅。AD57に金印を倭奴国王に渡す。
  劉協(献帝)三国志で最後の漢皇帝 実子が公孫淵(新井説)。
  劉備・・・中原回復「北伐」を諸葛亮に任す。
魏;曹操 曹丕(魏の初代) 曹叡(明帝) 曹芳
晋;司馬懿(公孫淵を逃がす)司馬炎(晋の初代)司馬睿(東晋)。 

王権の成立(人間世界の政治)と星の巡りは重大な関係があります。

鎌足が643年にいきなり、日本古代史に現れます。
これが、ササン朝ペルシャ滅亡と関係する。これも、新井説です。
ダビデの思い出を語るユダ族の人間(徐福ら)が秦始皇帝の泰山封禅前に列島に入っています。
ユダ族は常に世界経綸を語り、彼らに刺激され王権を目指すものにとって、シリウスは情報の塊であり、ヒラメキをもたらす星です。しかも、自分の運命を知る星でした。シリウス人を名乗る宇宙人もいたかもしれませんが、いろんな宇宙人がいるので、私はそこには立ち入りません。
プレアデス(スバル)は、地上の自分の立ち位置を知った人間に、大いなる夢、希望を持たせる星です。イメージと意欲の拡大です。
オリオンは人間たちが、地上の人間社会に描く「画策」のための星座です。今回ベテルギウスが消えるのは、地上でのこれまでの「画策」が消えていくことを意味していると考えます。
地球の個々の人間が、ダイレクトに宇宙の意志と地球の願いを知り、自分の世界を創ることになります。
これまでの国家や権威(大本営発表・メディア)を盲目的に信じたまま、自分の頭を使わない(想像と創造をしない)人間には、それなりの運命が下されるのでしょう。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。