さあ,稲の根元に当てがった鎌をひこう。参院選挙突入で明治と戦後、特に皇室とその周囲の闇と膿が一斉に表に出てくる。

こんにちは。なんとも、動きが速い。

1)トランプの日本に対するホンネは、①金づる ②極右政権の破滅 でしょう。そこに「運命の子」の安倍晋三くん。その背後は、すっかり半島系の人間に占領された財界と官界、さらに宗教界。この人間は、どんなに世界が変化しても、これまで通りの体制で自分にカネが回ればいいと考える利権屋をお仲間にして、彼らのために政治をする。特に日本を語る時には、戦前の日本の表面しか知らない、考えられない。個々人の尊厳を全く考えない。自分が実際にコツコツと「富」を生み出せない輩ばかりなので、戦争や災難(地震や台風)を起こして、助けてやるという名目で、国家から金を引き出すしかない。巧妙な自作自演の政治手法だよね。でも、上手がいるよ。トランプは、わざと安倍晋三にイランに行かせた。そして、そこには、戦争を拡大したがる人間がいて、日本を巻き込む戦火を起こさせる画策が進んでいるのも知っていた。ボルトンもポンペオもその流れで、彼らに「緊張作り」をやらせて、イランの反発を引き出した。でも、イランは知っている。結果、安倍の愚かさが、さらに引き立つ結果に。

安倍が如何に阿呆か、というより、後ろにいる財界の満州亡霊たちがファンタジーに酔ったままなので、それが如何に現実を知らない「お子ちゃま劇」なのか、それを、トランプはあえて世界に露わにさせたのでしょう。いち早く、ファンタジーから抜け出ていたのが小泉純一郎ですが、自民党には、「日米安保なき世界」なんて現実的に考えることもなかった。彼らは頭はいつも利権しかない。でも、今、トランプはこの次元の話を言い出した。私は、大歓迎だ。

2)金井敏伯さんのことが服部順治さんによって突き止められたので、私が本人から直接聞いたことをこれから少しずつ書いていきましょう。

①世界史の中での天皇の誕生を調べたい、と私が言ったら、「そんな事したら、日本の神社界が壊れるぞ」。今、現実にそうなっています。一昨年の富ケ岡八幡の殺人事件のあと、もはや神社本庁は年間予算50億円で60名の職人を養う中小企業が実態です。もう全国の神社に対し、何の指導性も無くなっています。今、全国の大きな神社では独立の動きが抑えきれません。三輪山に来た崇神から始まったのが「皇祖神」創作の動きでした(完成は692年)が、もう、伊勢の皇国神話は保てないでしょう。令和時代になって福岡の大宰府天満宮も離脱の動きを始めています。一方、縄文からの習慣である「麻」のその儀式「アラタエ」は四国徳島の忌部が続けてきました。ここが麻の復活に動いています。鳴門にある大麻比古神社が阿波一之宮。徳島では今、「邪馬台国徳島説」を県民をあげて盛り上げていますね。

②イカヅチさんに笹川良一や池田大作のことを訊いたとき(2005年くらいだったか)、「ああいう人は、一代で終わりにしないといけません」ときっぱりと答えた。前者は良一爺さんが亡くなると、船舶振興会が日本財団になり、さらにジャパンハンドラーCSISの日本事務所の機能を持って今に至っていますが、2012年年末にできた第二次安倍内閣を極端に右傾化させたのはここでしょう。後者は大作センセイが実質、機能不全になって以来、今、組織が分裂状態です。それでも、今回、安倍晋三が衆参同時選挙にしなかったのは公明党の組織票を切り離したくないからでしょう。でも、現場の学会員がどう動くか?ここまで、オバカ政治をしてきた安倍様ですよ。少しでもおカネや支援をもらったら、なんだかんやと恫喝されるのが、自民党の政治なんですよね。公明党と創価学会の幹部は利権を守るという意味では自民党と同じ。でも、トランプは、そんな日本を根こそぎ、掘り返していくでしょう。

3)日米安保のもつ片務性の解消。「日本はアメリカの危機に、ソニーのテレビ見てるだけじゃないか」とトランプ。で、アメリカと日本の決別の始まり。これ、大いに結構。米軍基地がなくても、日本列島の国民を守る方法はある。沖縄の件で、もし、トランプから「米軍が出ていくのに、カネよこせ」と言われたら、「基地の下にあるPCBなどの廃棄物の処理費用はお前たちが持て」といってそんな要求は蹴っ飛ばすことだ。しかし、基地があることで防衛族はみんな裏金を得ていたんだよね。これを自民党の人間が突っつかれるから、無理だろうね。自民党の政治家の無能がますます露わになる。プーチンから「安倍とは、一切、話をしない。あいつは列島民にわざと災難をぶつけて、国のカネを出さすだけの存在」と見切られてしまったね。

4)「豚の知性」の国民と、お下劣悪魔の「狡猾なヤラセ」が、戦後の「お花畑・日本」の本質。

小泉純一郎の父、鮫島純也は小泉又次郎の基盤を継いだ後、1950~1960年代は、それまでに半島から列島に逃げ込んだ朝鮮人の帰還事業の旗振り役だった。そのとき日本人妻も2000名ほど一緒に北朝鮮に行った。彼らとのパイプはずっと残っていた。金日成が亡くなり金正日の時代になると、日米の戦争屋は、北朝鮮を日本に対する「狂犬」国家に仕向ける。その動きを使って日本の軍備を拡大する。このときにも動いたのでしょう。列島側で政財官さらに宗教界の内部にどんどん半島系の人間を入れて、「日本精神」を強調していたが、この動きを、戦後に列島に入った人間と李王家の人間が、戦後の日本という統治体を、実質的に乗っ取るように共働する。目的は、戦後の日本国家資金を好きなように使うこと。列島民の暮らしなんか全く考えない。仲間内だけが豊かになればいい。こうした精神が安倍様によってさらに強化された。もちろん、麻生はフランスのロスチャイルドを助けるばかり。

でも、もう、それも終わり。令和時代は、実は不比等からの日本国ではなく、3世紀のハツクニシラス(崇神)からの真実を表に出して、列島の政治体を完全に創りかえる時代なのでしょう。だから、自治体学会では今、理事になった金井利之氏が本気になって、地方再生のため策を作り出そうとして論文を求めている。

5)7月21日(日)、参議院選挙の投開票の日に、次回の、東京での皆神塾です。その前日、20日の土曜日、神田神保町で「ほのかの会」があり、常連の宗像先生に誘われて、今回、私も顔を出すことになりました。日本の始まりの真実と、日本再生の方法を話すことにします。

実は今、明治からの中央主権国家での利権がどんどん崩れていく一方、これまで変な資金を稼いでいた人たちが慌てています。日本では、ブロックチェーンの元である電子決済がG20の中でも特に遅れている国になってしまった。もう完全に中国に差をつけられていますが、その理由は、政治家やその運動員など、闇カネがあまりに多く、それらが現ナマを使ってやり取りしていたため。でもこの部分でも、Qが動き、どんどん告発があるでしょう。まじめな司法部門の人間と、勇気あるメディアが、これから一気に活躍しますね。G20以後にいろいろと出てくるはずです。

6)昨日、一日、久しぶりに重い心になって沈んでいました。理由は、広島・長崎での原爆が地上起爆である可能性がまたまた高まってしまったからです。服部さんが亡くなった奥さんの故郷である広島を訪れ、三次にあるジミーカーター記念館に行きつきました。三次には縄文時代からの住居跡や土器もあるし、銅鐸も出ている。室町時代まで中国地方の中心で、特に平安期以後は、銀関連の鉱工業の人間たちの交易ルートの拠点でした。カーター大統領はジョージア州アトランタのピーナッツ農家でした。なぜ、ここから大統領が出たのか?広島に原爆がさく裂したのが1945年8月6日。戦後すぐに三次からなんとアトランタに移民があったようだと。なぜ、アトランタか?そして、アトランタの高校には「広島の原発は、戦争を早く終結させた正しい原発だった」と教えられ、そのキノコ雲を校章にしている学校があった。それに対し、被爆した人間の実情を訴えた日本の高校生がいて、そのことをアトランタの地元新聞紙が取り上げていた、とのNHK報道が先週土曜にあったばかりだった。もしや、ヒロシマ・ナガサキ、なにより、昭和天皇の原爆に関わる真実までディスクローズする段階になったのか?広島では原爆の炸裂のその前日までに1万5千人の兵士を集めていながら、この炸裂を逃れた将校(元帥)がいた。畑俊六。私は一度お会いしたことがある。パークホテルでの愛国陣営の頭目の集まりに、なぜだか呼ばれたときだった。もしや、あの原爆はエノラゲイからの投下ではなく、地上起爆だったのか?その場合、誰がその作業をしたのか?それが三次の農民だったのか?事件後すぐに、すぐに口封じで渡米させられたのか?もう、こうしたことまで公開せよ、とのことなのか?

7)とにかく重い。張作霖を題材にした小説『中原の虹』を浅田次郎は書いたが、1928年6月4日に北京から奉天に帰るとき、なぜ爆殺されたのか?この部分について、浅田は、「昭和天皇はその真相を確かめるべく、青年将校に調べさせた」という設定で『マンチュリア・レポート』を書いているが、天皇が知らぬはずはない。そうでなければ、あれほどひどく、田中義一を叱責しない。裕仁には北伐軍を率いる蒋介石と、満州軍閥の張作霖は、両方とも日本国が育てた軍人同士だった。彼らを北京で引き合わせ、総選挙を実施させ、中華民国の立て直しを目論んでいたのがヒロヒト本人ではなかったか。この二人が合体し、一つの国を創ることを一番嫌がったのは誰か?こんな次元にまで、論を進めなければならないのか? そのあとに、1930年5月30日にスイスのバーゼルにBISが創設され、1931年9月18日に石原莞爾が満州事変。1932年3月に満州国の建国とリットン調査団の派遣、そして、チャップリンが皇居に黙礼するしかなかった5・15事件。翌1933年に、松岡洋祐がジュネーブの国際連盟で離脱演説。1934年3月溥儀が皇帝に即位。ここから関東軍が拡大する。ここで岸信介が登場する。
1936年(昭和11年)10月に満州国国務院実業部総務司長に就任して渡満。1937年(昭和12年)7月には産業部次長、1939年(昭和14年)3月には総務庁次長に就任。この間に計画経済・統制経済を大胆に取り入れた満州「産業開発5ヶ年計画」を実施。大蔵省出身で、満州国財政部次長や国務院総務長官を歴任し経済財政政策を統轄した星野直樹らとともに、満州経営に辣腕を振るう。同時に、関東軍参謀長であった東條英機や、日産コンツェルンの総帥鮎川義介、里見機関の里見甫の他、椎名悦三郎、大平正芳、伊東正義、十河信二らの知己を得て、軍・財・官界に跨る広範な人脈を築き、満州国の5人の大物「弐キ参スケ」の1人に数えられた[24]。また、山口県出身の同郷人、鮎川義介・松岡洋右と共に「満州三角同盟」とも呼ばれた。
この頃から、岸はどこからともなく政治資金を調達するようになった。中華民国の紙幣は信用されず、軍票にも限りがあった。そのとき、麻薬(アヘン)それ自体が、通貨の役割を持って取引で使われた。アヘンは現地での生産が可能だった。日本国内の昭和天皇の意向や指揮とは別に、資金稼ぎに、関東軍の指揮下で、どんどん栽培を増やし、そのために熱河地方にも入りこんだ。天津の交易所も日本軍は押さえに入る。新らたに坂田誠盛(しげもり)によって坂田機関が造られる。軍事組織で、しかも現地で勝手に動く日本の陸軍。この組織は、中国の人民はおろか、列島の日本国民まで、道具や食いものにしていった。そして、1936年の2.26事件のあと、隼町の大本営は皇居の中に移された。年末に、西安事件。そして、1937年7月7日盧溝橋事件が勃発する。

まさか、その当時の憲兵隊の天下だった日本を、いまでも、美しい、と真顔で言う人間がまだいるのか?川島芳子や李香蘭の活躍の裏で、何があったのか、全く知らない、想像もできないバカどもが、安倍様を持ち上げ続けているのか?今回の選挙では、なぜ、こうなったのか、を話した方がいいな。この点、トランプはよく知っているでしょう。




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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。